食パン好き都道府県ランキング!西日本の消費量が圧倒的
食パン消費量上位は兵庫、京都、奈良
総務省統計局「家計調査」の調査によると、日本全国の食パンの消費量(1週間1世帯当たりの消費量)が最も高いのは、断トツで兵庫県神戸市の9.38枚。
食パン消費量ランキングベスト10に入っているエリアを見てみると、「京都県京都市の8.73枚」「奈良県奈良市の8.55枚」「和歌山県和歌山市の8.08枚」など、関西圏を中心に全て西日本がランクインしています。
インフォグラフィックを見ると東北エリアや九州エリアでは、食パンの消費量が少ないことがわかります。もっと注意深く見ると西日本の九州地方と関西圏、東日本の東北地方、関東圏、東海地方で5つに分かれています。
食パン消費量を八地方区分でランキング
- 近畿地方
- 中部地方
- 四国地方
- 中国地方
- 関東地方
- 九州地方
- 東北地方
- 北海道
食パン消費量ランキングを見て気になるのは、上位のエリアが西日本に偏っている点ではないしょうか。
食パンの消費量について調べてみると兵庫県の神戸市や京都府の京都市には、おいしいパン屋がたくさんあるため、食パンの消費量が高いことがわかりました。神戸市や京都市のパンは、「パンの街」と呼ばれるほどの知名度が高く有名です。
中でも神戸市は「日本一のパンの街」で呼ばれていて、その歴史は古く、神戸開港の翌年の1869年からパンの店があったと考えられています。
西日本の食パンの消費量が高いもう一つ理由は、食パンのスライスの厚さにあります。
西日本エリアでは食パンの厚さは5枚切りと6枚間切りが主流で、東日本エリアでは8枚が主流です。西と東のエリアでは食パン一枚あたりの厚さが違うため、一度の食事で取る食パンの枚数は同じでも、パンの消費用が変わってきます。
そのため結果として、西日本エリアの方が消費量が高くなると考えられています。
関東エリアにも人気のパン屋がたくさんあるにもかかわらず、ランキング上位に入っていません。この結果になったのはなぜだろうと考えると、調査データの集計方法にありそうです。
今回のインフォグラフィックが作られた調査データは、1世帯あたり2人以上の世帯を対象にしている点です。
日本の中心である東京都は、日本で最も一人暮らしが多いエリアです。調査データの集計を「1世帯当たり1人以上」にした場合は、東京にある有名なパン屋がランクインするのかもしれません。
食パン100枚食べる!【木下ゆうか】
参照元:http://toastlab.net/2014/01/77/
日本の食パン消費量 トップ10
トーストをよく食べる地域 TOP10(1週間当たりの消費量)
- 兵庫県神戸市
9.38枚 - 京都府京都市
8.73枚 - 奈良県奈良市
8.55枚 - 和歌山県和歌山市
8.08枚 - 鳥取県鳥取市
7.94枚 - 香川県高松市
7.91枚 - 大阪府大阪市
7.89枚 - 愛知県名古屋市
7.85枚 - 島根県松江市
7.82枚 - 広島県広島市
7.50枚
トーストをあまり食べない地域 WORST10(1週間当たりの消費量)
- 秋田県秋田市
4.65枚 - 福島県福島市
4.74枚 - 鹿児島県鹿児島市
5.01枚 - 山形県山形市
5.27枚 - 北海道札幌市
5.35枚 - 岩手県盛岡市
5.35枚 - 群馬県前橋市
5.53枚 - 熊本県熊本市
5.55枚 - 青森県青森市
5.58枚 - 宮城県仙台市
5.60枚
よく食べる定番のトーストランキング
- マーガリントースト
54.8% - バタートースト
50.2% - ジャムトースト
44.0% - チーズトースト
40.4% - ハムトースト
22.6%
よく食べる定番のトースト少数派意見
- 納豆キムチトースト
- 海苔トースト
- ごまトースト
- きんぴらごぼうトースト
- しらすトースト
よく食べる食パンブランドは?
- 超熟 38.2%
- 芳醇 31.4%
- 超芳醇 21.0%
- 本仕込み 20.0%
- ダブルソフト 17.4%
食パンを冷凍保存している人の割合は73%
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