インフォグラフィックの作り方

インフォグラフィックインフォグラフィックス

インフォグラフィックの制作フローは5ステップ

インフォグラフィックは5つの工程でできる

初めてインフォグラフィックを作るとなると、少し構えてしまいそうですが、制作ステップをしっかり踏んでいけば難しくはありません。

インフォグラフィック制作は、ざっくり分けると2つのスキルが必要になります。一つは情報収集や企画などをするディレクション。もう一つは実際に画を作るデザインです。

ディレクターがインフォグラフィックを作る場合

イラストレーターやフォトショップなどの画像制作ソフトのスキルを学ぶ必要があります。表やグラフ系のインフォグラフィックは、パワーポイントやエクセルでも作ることができます。

デザイナーがインフォグラフィックを作る場合

比較的容易に作れるかもしれません。企画や情報収集に慣れはありますが、やろうと思えば誰でもできる部分になります。

ここでは自分で作ってみたいと思った方や、会社で作ることになった方へインフォグラフィックを作るための一つの手順を具体的に紹介していきます。以下の5つの項目を見ていきましょう。

1.テーマを決める

テーマを決める

当然のことながら、「何についてのインフォグラフィックを作るか」を決めなくてはなりません。

アピールする商材や情報があらかじめ決まっている場合は、考える必要はなさそうですが、特にテーマがなく作る場合は、情報量が多い題材を選ぶと作りやすいです。

テーマは明確でシンプルな方が制作しやすいです。テーマがよくわからないものになってしまうと、情報収集の段階では気付きにくいものの、情報を整理する段階で苦労することになってしまいます。

伝える内容が明確にならないと、何を掲載すればいいかわからなくなります。

2.情報を集める

情報を集める

インフォグラフィックの種類にはいくつか代表的なパターンがあります。情報を集める際に、どんなインフォグラフィックにするか、想像力を膨らませながら作業すると効率よく必要な情報を集めることができます。

デザイナーが全体像を考えながら情報収集できると、おもしろいインフォグラフィックができやすくなります。また時間の節約にもなりますね。

インフォグラフィックの種類

  1. ダイアグラム
  2. チャート
  3. グラフ
  4. 地図
  5. ピクトグラム

3.情報を整理し、訴求ポイントを考える

情報を整理し、訴求ポイントを考える

集めた情報を元に、「何をインフォグラフィックで訴求するのか」を考えながら、集めた情報を整理していきます。「使う」「捨てる」「まとめる(集約)」を意識して行いましょう。

ここで一番大事なのは、一番に伝えたいことは何なのかをぶれないようにすることです。インフォグラフィックテーマを訴求するために必要なもの以外の情報は、勇気をもって捨てましょう。情報収集し利用しなかった情報は、別の機会でまた活用できます。

ここで何を訴求するかによって、そのインフォグラフィックが拡散する可能性が決まるといっても過言ではありません。

インフォグラフィック制作失敗例

  1. 情報収集をしてみたら、思ったよりも役に立ちそうな情報が集まった
  2. 集めた情報をできるだけ掲載し、多くの人に伝えたい
  3. 完成したインフォグラフィックが、何を伝えたいのかわからなくなる

4.構成図(ワイヤーフレーム)を作成する

構成図(ワイヤーフレーム)を作成する

何を訴求するかが決まったら、どんなストーリーで展開するかを考えましょう。

映画で例えると、どんな面白い脚本でも一つひとつのシーンの撮影方法で内容は変わってきます。上から下に徐々に商品ついて知ってもらうしたり、見た瞬間にインパクトを与えられるようにしたり作り方は様々です。

デザインは別の担当者する場合は、デザイナーと構成図を相談しながら作ってもいいかもしれません。

5.デザインする

デザインする

最後は構成図を元に、よりオシャレに楽しく見せるためにビジュアル表現をデザイナーにお任せしましょう。色やフォント、全体のバランス感で仕上がりは全く別のものになります。経験豊富なデザイナーに頼みたいですね。

Posted by webclim1109