インフォグラフィックに関する本
インフォグラフィックを書籍で学ぶ
情報はインターネットが普及しはじめたことを皮切りに、世の中に溢れています。今まで苦労して集めていた情報が、スマートフォンやパソコンの画面から誰でも引き出せるようになったおかげです。情報は集める時代から、精査する時代へと変わりつつあります。
インフォグラフィックは、情報を整理してビジュアル化する表現方法です。最近それらを見る機会が増えてきました。
インフォグラフィックは難しい、複雑、マイナスイメージなどの印象を受けやすい情報であっても、イラストやグラフィックデザインの見せ方を工夫し、「情報を読むのではなく、情報を見せる」ことを可能にしています。
今回はインフォグラフィックに関する本をいくつかご紹介いたします。
インフォグラフィック作品集
1.伝わるインフォグラフィックス
インフォグラフィックにはグラフ、マップ、ヒストリー、ピクトグラムなどいくつかの種類(ジャンル)があります。その種類ごとにデザイン事例がまとめられているので、とても見やすいのオススメです。
またもう一つオススメなポイントは、インフォグラフィックを利用して構成された実際のデザイン事例があるので、よりインフォグラフィックの実用性を感じることができます。 相手に伝えるためには、どんなことを考えればいいかが見えてくる一冊です。
2.たのしいインフォグラフィック入門
PART1.ピクトグラム篇、PART2.図解篇、PART3.インフォグラフィック篇の3つの章に分かれています。
この本の素晴らしい点は、インフォグラフィックの本のわかりやすさです。ビジュアル付解説は言うまでもありませんが、本の構成(組み立て方)も、さすがインフォグラフィックの本という感じです。
「インフォグラフィックって何だろう?」っている方に、ぜひ手に取ってもらいたいですね。
3.Information Graphics
この本の最大の特徴は、良質なインフォグラフィック作品が数多く掲載されていることです。本自体のサイズ(25.6 x 4.7 x 37.7 cm)が大きくてとても見やすく、470ページ(フルカラー)もあるため読み応え十分です。持ち運びには不向きですが、インフォグラフィックのデザインを考えるヒントになることは間違いありません。
この本に掲載されているインフォグラフィックの例を紹介すると、以下がその一例になります。
- ツール・ド・フランス
- ナポレオンの退却フローマップ
- 1933年ロンドン地下鉄マップ
- 即席爆発装置
まだインフォグラフィックに馴染みのない方 や、既にデザインをやられている方でもインフォグラフィックの歴史や文化といった幅広い情報を学ぶことができます。
※ちなみにこの本は英語で書かれています。
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