予約するまでの行動心理学。サービスに関わる方は一読を
いつ、どこで、どんな店に予約する?
ホテルの宿泊や美容室、飲食店など様々なサービスが、ネットやスマートフォンが普及したおかげで誰もが簡単に予約できるようになりました。そのサービス予約は、「いつ」「どこで」行われているのでしょうか。
今回ご紹介するインフォグラフィックは、サービス系の責任者の方には、是非一読してもらいたいです。なぜなら、サービスの業務改善につながる情報だからです。
ユーザーが予約をするときの「キッカケ」と「決めて」、「時間帯」や「連絡するタイミング(サービスを受ける何日前か)」と、目から鱗の出るような情報が満載です。ぜひ、ユーザーからの清き予約一票を勝ち取ってください!
予約に関するトリビア
1. 世界初の「予約システム」は鉄道だった
19世紀、イギリスの鉄道会社が座席確保のために始めたのが「予約システム」の起源。現在のオンライン予約の大元はここにあります。
2. 「予約」と「前売り」は厳密には違う
「予約」は席や商品を取り置くこと。「前売り」はお金を支払って確保すること。キャンセルできるか否かで扱いが分かれるのが特徴です。
3. 医療予約の無断キャンセル問題は深刻
日本の病院では、予約して来院しない「ドタキャン」による損失が年数百億円規模とも。現在ではAIによるリマインド通知が導入されつつあります。
4. 飲食店の「無断キャンセル」は損害賠償の対象になることも
最近では、無断キャンセルが続いた場合「損害賠償請求」や「予約代行サイトの利用停止措置」が取られることも。
5. 予約が“入手困難”すぎて「代行業者」が誕生
超人気店や人気ライブの予約を“代わりに取る”業者が存在。中には高額な手数料が発生し、転売のグレーゾーン扱いになることも。
6. ホテル予約サイトの“価格は毎日変動”する
同じホテル・同じ日程でも、ユーザーのアクセス履歴・予約数・曜日・検索時間帯によって価格が変化。これは「ダイナミックプライシング」と呼ばれます。
7. 「仮予約」という言葉は実は法的にあいまい
「仮予約だからキャンセルしていい」と思われがちですが、実際には契約成立と見なされるケースもあり、注意が必要です。
行動心理学とマーケティングの関係
みんなの予約事情
インフォグラフィックから読み解く
インフォグラフィックはクリックすると拡大できます
参照元:http://yoyakulab.net/report/report02.php
予約して利用したことのあるお店(施設)のトップ3は?
- 飲食店:26.0%
- 美容室・ネイルサロン:20.6%
- 病院・クリニック:17.8%
ちなみに、4位は自動車メンテナンス、その他は映画テーマパーク、コンサート・イベント、宅配サービスなどが続いた。※男性は「飲食店」、女性は「美容室・ネイルサロン」の利用が多い点が特徴的。
予約利用したお店(施設)を”初めて知ったキッカケ”は?
- ネットの検索結果:16.8%
- 知人からの直接紹介:16.0%
- 店員やスタッフ担当者の紹介やアドバイス:11.2%
家族からの紹介も次いで多く、ネット上の口コミやレビューという意見もそれに続いた。
※20代の比較では、男性は「ネット検索結果」が断トツ、女性は、「店舗のホームページでの紹介」の数値が比較的高い。
予約した決めて。トップ3は?
- 知人からの直接紹介:13.4%
- 店員やスタッフ担当者の紹介やアドバイス:13.2%
- ネット上の口コミやレビューを見て:11.7%
予約を行った時間帯。トップ3は?
- 朝食後自宅で:31.5%
- 就寝前:19.2%
- 帰宅(下校)中:16.4%
予約をしたタイミング。トップ3は?
- 前日:39.3%
- 2週間~1ヶ月ほど前:18.1%
- 1ヶ月以上前:10.2%
予約タイミング1日前(前日)は4割近い結果となりました。特筆すべきは、男性60代は「2週間~1ヶ月ほど前」が3割。女性60代は「3日~1週間ほど前」が5割を超えるという結果に。
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