主要都市19ヶ国の家賃を比較。韓国は家賃契約なしが選べる?
東京は世界5位! 世界の家賃相場比較
インフォグラフィックで紹介している家賃は、70㎡の部屋を1ヶ月借りたときの費用を比較しています。19ヶ国の中で最も高いのは、シンガポールで253,190円です。逆に最も安い台北の46,690円の4倍以上の家賃です w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
アメリカや南米では、仲介手数料の概念がありません。反対にヨーロッパでは、仲介手数料は一般的です。
ドイツの「フランクフルト」や「ベルリン」の家賃相場は高くありません。
その理由は、仲介手数料と保証金で合わせて家賃5ヶ月分を支払うのが一般的なルールのためです。引越すタイミングでの1ヶ月分の家賃をいれたら、合計家賃6ヶ月分になります。
日本でも飲食店やアパレルショップを経営する際の商業施設では、保証料を含め10ヶ月分の家賃を入れたりしますが、個人が住む際の支払いで、こんなにもまとまった費用が必要だなんて、日本人からしたら中々しびれちゃいます。
また韓国では「チョンセ」と「ウォルセ」という賃貸制度があり、その2つから選ぶ形となります。それぞれの賃貸制度は以下の通りです。
- ウォルセ: 保証金と月々の家賃を払う契約
- チョンセ: 保証金を出し、契約終了後返還される契約
ウォルセは日本で家を借りたときの制度とほとんど変わりません。保証金の支払いは、約6ヶ月分ぐらいと日本より高めの設定になっています。
もう一つのチョンセは、入居時に保証金さえ渡せば、2年間家賃無しで過ごすことができます。ただ保証金の額が、約1,000万円が目安となるので、まとまったお金を準備できる人しか利用できないのが残念なポイントです。
とは言え、退去時に全額返金されることを考えれば、何とかお金の準備ができれば、これ以上安い家賃はありません。なんといっても、家賃がただなのですから…。
ちなみに世界一高い家賃は月額1500万円。
そのビルの35Fの2部屋をくっつけたところに住んでいるのは、映画「ゴッドファーザー」や「タクシードライバー」で知られる超一流のハリウッドスター「ロバート・デ・ニーロ」です。
1年間の家賃の合計金額は、18億円です!さすが、スーパースターが住んでいる家賃といったところでしょうか。
▼詳細はこちらから
世界で最も高いマンション家賃は月額12万5000ドル(1500万円)
家賃200万円越えの世界とは一体・・・
参照元:http://infographic.jp/gallery/yachin/
東京は世界5位! 世界の家賃相場比較
家賃が高い国ランキング
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- バンクーバー
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- サンフランシスコ
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- 上海
- ベルリン
- 台北
チョンセ契約(伝貰/専貰)
月々の家賃の代わりに、賃貸契約時にまとまった保証金を支払う制度。保証金は契約期間終了時に全額返金される。家主が家賃契約期間の間、受け取った保証金を運用するという前提のもとで成り立つ。
韓国内の借家率は全国で46%、チョンセ契約が60%。ソウル市内では70%がチョンセ契約。
<チョンセ契約の特徴>
- 保証人不要
- 退去の際は、次の借家人が決まらないとチョンセを返してもらえない
- 退去時は大家、不動産屋、退去する借家人の3者が集まり、金銭のやり取りをする
- 契約期間は2年間
- 仲介手数料は、家主と賃借人が不動産屋に同額の手数料を支払う
仲介手数料が無料の国がいくつかある。その理由は?
- 理由1:借主ではなく貸主が負担している。
- 理由2:不動産仲介業者を介入せず、直接大家さんと契約している。
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