箸の正しい持ち方とマナー・絶対にやってはいけない「嫌い箸」一覧
会食やデートの席で、「自分の箸の持ち方、もしかして間違っているかも…?」とヒヤッとした経験はありませんか?
お箸のマナーは今さら人には聞けない「大人の常識」ですが、意外と無意識のうちにNGな使い方をしている方は多いものです。この機会に、あなたのお箸の作法が正しいかどうか、一緒に再確認してみましょう。
箸の持ち方
私たちにとって箸は、日常生活の食事に欠かせない、とても馴染み深いものです。そんな日本人から切っても切り離せない箸ですが、みなさんは箸の持ち方をいつ、どこで、どのように学んだか覚えていますか?
大部分の方は、幼少期に親から教えてもらってのではないでしょうか。大事なのは、そのときに親から正しい箸の持ち方を教えてもらったかが重要です。
なぜなら箸の持ち方は、一度自分の癖がついてしまうと、中々戻すことができないと言われているからです。
箸のマナー
昔から日本では、食事中に他の人に不快な気持ちを与えるような箸の使い方を「嫌い箸」と呼んでいます。これはわかりやすくに言うと、箸のマナーが悪いことを指します。反対に美しい箸使いは、見ていて気持ちがいいです。
和食の作法には「箸に始まり、箸に終わる」と言葉があるくらいです。
食事のマナーは、見られてないようで、意外と周り人は見ています。また近年和食は、世界的に注目されています。一人でも多くの日本人が、正しい箸の持ち方やマナーのお手本となれるようになれたらいいですね。
なぜマナー違反?「嫌い箸(タブー)」に隠された本当の理由
やってはいけないお箸のマナー「嫌い箸」。これらがタブーとされるのには、単に見栄えが悪いというだけでなく、日本の伝統的な「葬儀の作法」に深く関わる理由があります。
例えば、「箸渡し(合わせ箸)」は火葬後に遺骨を骨壺に納める際の作法と同じであるため、日常の食事では縁起が悪いとされています。また、「立て箸」も死者の枕元に供える「枕ご飯」を連想させます。マナーの背景にある意味を知ることで、なぜこれらの行動が周囲を不快にさせてしまうのかが深く理解できるはずです。
和食がユネスコの無形文化遺産に登録
2013年に和食が、ユネスコ無形文化遺産に登録。食に関する無形文化遺産では「フランスの美食術」、「スペイン・イタリア・ギリシャ・モロッコ4ヶ国の地中海料理」、「メキシコの伝統料理」、「トルコのケシケキ(麦がゆ)料理」に続き、「和食」が5件目に登録されています。
その際、和食の特徴として以下の4点が挙げられています。
- 多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられている。また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達している。 - 栄養バランスに優れた健康的な食生活
一汁三菜(1種類の汁物と3種類の菜からなる日本料理の基本的な膳立て)を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われている。また、「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、日本人の長寿、肥満防止に役立っている。 - 自然の美しさや季節の移ろいの表現
食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴の一つ。季節の花や葉などで料理を飾り付けたり、季節に合った調度品や器を利用したりして、季節感を楽しんでいる。 - 年中行事との密接な関わり
日本の食文化は、正月などの年中行事と密接に関わって育まれている。自然の恵みである「食」を分け合い、食の時間をともにすることで、家族や地域の絆を深めてきている。
世界の食事スタイル
地球上には、様々なスタイルで食事をする人々がいますが、その食事スタイルは大きく3つに分類できます。
手を使って食事をする「手食」、箸を使って食事をする「箸食」、ナイフ、フォーク、スプーンを使って食事する「ナイフ・フォーク・スプーン食」です。それぞれの食事スタイルの比率は、手食が約40%、箸食が約30%、ナイフ・フォーク・スプーン食が約30%と言われています。
今後は、中国やインドの人口が増えることが予想されているため、世界的に「ナイフ・フォーク・スプーン食」が減少していくかもしれません。
持ち方上達の近道は「サイズ」にあった!自分に合うお箸の選び方
「正しい持ち方を意識しても、指がつりそうになる…」という方は、手の大きさに「お箸のサイズ」が合っていないことが原因かもしれません。
自分に合ったお箸の長さの黄金比は「一咫半(ひとあたはん)」と呼ばれています。親指と人差し指を直角(90度)に広げた両端の長さに、1.5を掛けた長さが理想的です。
特に幼少期に持ち方を練習する場合は、手の成長に合わせてこまめにお箸のサイズを見直してあげることが、上達への一番の近道になります。
正しいお箸の持ち方
今さら人には聞けない箸のタブー
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参照元:http://tg.tripadvisor.jp/news/graphic/chopsticksmanners/
やってはいけないお箸のマナー
嫌い箸
- かき箸:食器のふちに口をつけて、料理をかきこむこと。
- 立て箸:ご飯の上に箸をつきさすこと。人が亡くなった時にする。
- 渡し箸:食事中に器の上に箸を渡しておくこと。食事終了の合図。
- 刺し箸:料理に箸をつきさすこと。
- くわえ箸:お箸を口でくわえること。
- 叩き箸:箸で食器などを叩き音を鳴らすこと。
- 二人箸:二人同時に一つの器の料理にお箸を入れること。
- こじ箸:器に盛られた料理をかきまわして探すこと。
- 指し箸:どの料理にするかお箸を持ったまま迷うこと。
- 込み箸:口に入れた料理を箸で口の中に押し込むこと。
- 空箸:お箸を一度料理につけたのに、食べずに箸を戻すこと。
- 持ち箸:同じ手でお箸と器を同時に持つこと。
- 箸渡し:自分のお箸から、別のお箸に直接料理直接渡すこと。
- 振り箸:お箸の先についた食物を振り落とすこと。
- 探り箸:汁物などを器の中でかきまぜて中身を探ること。
- 寄せ箸:器をお箸で引き寄せたり、押すこと。
箸の持ち方
- まずはお箸を親指と人差し指の間の谷間でがっしりと固定します。
- 次に第2の箸を鉛筆を持つように3本の指(親指、人差し指、中指)で支えます。
- 食べ物を挟む際は、上の箸だけを動かし 下のお箸は動かさないようにします。



































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