鶏は頭から足先まで美味。焼き鳥の希少部位は旨い
焼鳥の希少部位の独特な味わいが癖になる
私達庶民のビールのおつまみと言えば、焼鳥が定番です。「皮」「手羽先」「もも肉」などの定番メニューもいいですが、たまには希少部位もいかがですか。
実はニワトリは、頭のてっぺんから、足の先まで全部食べられるんです。トサカをカリカリに焼いた「かんむり」は、コラーゲンが豊富で女性の肌にいいかもしれません。
焼き鳥の希少部位には、特別な食材や独特な風味があり、焼き鳥好きにとっては特別なご馳走です。例えば、玉子になる前の黄身(キンカン)は、半熟の黄身を口の中に入れるときにはじける黄身は、濃厚な味わいに病みつきです。
またもっとレアな希少部位に「小豆」「おたふく」「ソリレス」など、どこの部分かわからない焼鳥があります。飲み会の席で焼鳥を食べながら、そんな焼鳥のうんちくを話してみてはいかがでしょうか。
私の焼き鳥希少部位のおすすめは以下3種類です。
1.とりたん(鶏胆)
鶏の胆嚢(たんのう)を使用した部位で、苦味がありながらもコクのある味わいが特徴です。独特の食感と苦味がアクセントとなり、大人の味わいを楽しめます。
2.わた輪(わたりん)
鶏の肺にある脂肪組織を使用した部位で、ふんわりとした食感と濃厚な脂の旨味が楽しめます。独特の風味と口溶けの良さが特徴で、脂が好きな人におすすめです。
3.ふんどし
砂肝と繋がっている消化の際に餌を弾く器官の部位。砂肝のイメージではなく、柔らかい牛タンのような触感が絶品です!
ニワトリ解体!焼き鳥パズルで部位を学べ!
希少部位のオンパレード
参照元:http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/201308yakitori.html
焼鳥の部位 場所を知れば、もっと美味。
かんむり:トサカ。鳥帽子(えぼし)ともいう
せせり:首の肉。一話から僅かしか取れない
皮:首皮が使われることが多い。コラーゲンたっぷり
手羽中:手羽先の先端部位を切り落として残った部位
手羽先:羽の先の部分。外はパリッと中はジューシー
手羽元:花の付け根の部分。肉にボリューム感がある
ぽんじり:尾骨のまわりの肉。テール。三角、ポンボチともいう
むね肉:胸の部分の肉。焼鳥の定番
キンカン:鶏卵として生む前の卵黄の卵管。ちょうちんとも
ささみ:胸の部位の一部。脂肪分が少なくてヘルシー
きも:肝臓。脂肪肝の鶏のものは白レバーという
もも肉:むね肉より脂肪が多く、こくがある
砂肝:食べたものを咀嚼(そしゃく)する砂嚢
ずりかべ:砂肝をつつむ薄い皮。銀皮ともいう
ヤゲン軟骨:胸軟骨。カッパ。さんかく軟骨ともいう
ハツ:心臓部分で歯ごたえのある感触。ココロともいう
ゲンコツ:膝軟骨。コリコリとした触感を楽しめる。
ハツ元:心臓(ハツ)の上の方にある血管や油の部分
ぺタ:ぽんじりとお尻をつなぐ皮の厚い部分
さえずり:気管部分。胸腺、食道、気管ともいう
ソリレス:ももの付け根の近く(腸骨の背側のくぼみ)にある肉
小豆:脾臓(ひぞう)目に良いため、目肝ともいう
白子:精巣
べら:十二指腸
弁慶:すねの部分
おたふく:胸腺、リンパ腺
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