世界一魚を食べる国は誰もが憧れる有名リゾート。ちなみに日本は6位
魚介類の保存技術と消費量に関係がある!?
魚介類の1人当たりの1日の消費量が、世界で最も多い国はモルディブ。リゾート地として人気の高いところですが、まさか魚を一番食べる国だったなんて意外でした。
理由は昔から漁業が盛んで、食肉を食べる流通ルートが少ないためだそうです。また昔から魚を食べているため、魚介類の保存技術(かつお節製造等)が発達していることも大きな理由だそうです。
生魚(寿司)を好む日本人は、魚介類消費国の第6位。360度が海に囲まれていないポルトガルより消費量の順位が低いのは、「日本人が魚を食べていないのか、それともポルトガル人が魚を食べすぎなのか」が、気になりました。
調べてみるとポルトガルの国民食は、干しダラで1000通り以上のメニューがあるそうです。また干したタラは、保存や輸送に便利な保存食として昔から重宝され、モルディブ同様ポルトガルでも魚介類の保存技術が高いようです。
またポルトガル料理は、味付けも日本人好みらしく、ぜひポルトガルへ行くことがあれば食べてみたいですね。
魚の正しい保存方法で鮮度を長持ちさせる
1.魚を丸々キッチンペーパーで包む
キッチンペーパーで魚を包み余計な水分を吸い取りましょう。その後、乾いたキッチンペーパーで包みます。水分がしっかり除去出来ていないと、雑菌が増えていく原因になってしまいます。
2.キッチンペーパーの上からラップを巻く
乾いたキッチンペーパーの上から、ラップで包み込みましょう。
3.冷蔵庫で個別に保存
保存の目安は冷蔵で4〜5日程度です。冷蔵状態で保存することで、魚を熟成させることができます。熟成した魚は、旨味が凝縮されて旨いです。
5日以上保存したい方は、冷蔵ではなく「冷凍」で保存してください。冷凍した魚は、2~3週間ぐらい持ちます。
6年間魚と肉を食べなかったら、まさかの結果に
世界の魚介類消費量TOP25
インフォグラフィックから読み解く
インフォグラフィックはクリックすると拡大できます
参照元:http://tg.tripadvisor.jp/fish/
世界の魚介類消費国ランキング(1人当たりの1日の消費量)
- モルディブ:381g
- アイスランド:242g
- キリバス:198g
- ポルトガル:167g
- セイシェル:157g
- 日本:155g
- 韓国:154g
- アンティグア・バブーダ:149g
- マレーシア:146g
- ミャンマー:139g ノルウェー:139g
※便宜的に、魚介類の1日の消費量をイワシ(約80g)に換算しました。
モルディブの魚消費量が多いわけ
リゾートエリアとして知られるモルデイブは、インド洋に浮かぶ約1200もの島々からなる島諸国。古くから漁業が盛んで、タンパク質源を魚介類に頼っていました。
また一つひとつの島がちいさく、食肉を量産する手立てや流通する経路がないのも、モルディブ人が魚をよく食べる理由です。日本のように鰹節を製造し、大量に採れた魚を保存する方法も発達しています。
日本で一番食べられている魚は?
日本人はマグロ好きと言われていますが、実際一番食べられている魚はなんでしょうか?
農林水産省および総務省のレポートによると、年間購入金額で見ると1位マグロ、2位サケ、3位ブリとなりますが、年間購入量となると1位サケ、2位イカ、3位マグロとなるそうです。実際は安価なサケ、イカが人気というわけですね。
イカやタコを食べる国は日本だけ?
日本人が好んで食べるイカやタコですが、宗教によって鱗のない水棲動物はタブーとされています。またタコは欧米では「悪魔の魚」と呼ばれ、特に嫌われています。
しかし日本以外のアジアの他にも、イタリア、ギリシャ、スペインなどの地中海沿岸、南米の沿岸部、アフリカ沿岸部の国々などでイカやタコは好んで食べられ、多くの郷土料理が見られます。
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