世界一厚い本は4.08m！最も読書好きな国はインド

世界中にある本は想像以上にすごかった

日本人は真面目で勤勉家と言われていますが、世界の国々と比べると本を読む時間が短いことが分かりました。

読書時間が長い国ランキングのベスト3はインド、タイ、中国。アジアの国が上位ランキングに入る中、日本は32位で蚊帳の外。

世界のあちこちでは日本人は勤勉家といわれがちですが、この結果を見ると実はそんなことはないのかもしれません。よっぽどランキング上位の国々の方が、勉強熱心に感じます。

また私がおもしろいと感じたのは読書時間の長いアジアの国々は、近年急成長してきているところばかりです。

発展途上国だった彼らは、今や先進国と肩を並べるところまできています。5年後、10年後は読書時間だけでなく、世界経済が彼らの国々を中心にまわっているかもしれません。

2030年はインドの時代、2040年はアフリカの時代と言われているほどですから、私たち日本人も読書の時間を増やした方が良さそうです。

本を読むことが全てではありませんが、本には人類の積み重ねた成果が惜しむことなく刻まれています。最近忙しくて本を読むことがなった方、これまで本を読んできてない方は、読書をしてみてはいかがでしょうか。

「最も長い本」が変わるため、ページ数、物理的サイズ、内容、または記録を狙ったかどうかを考慮する必要があります。
今はデジタル形式でも長大な作品が生まれており、紙媒体だけでなく電子書籍の長編も新しい候補になるかもしれません。

1. マニュアルや辞書形式の本

タイトル: The Yongle Dadian (永楽大典)
15世紀初頭に中国で編纂された百科事典。22,937巻（巻物の形態であり、ページ数に換算するとさらに膨大）で構成され、膨大な知識が収められています。これは世界最大の百科事典とされ、物理的な本というよりは知識の集積です。

2. 商業出版された小説で最多ページ

タイトル: À la recherche du temps perdu（失われた時を求めて）
著者: マルセル・プルースト
1908年から1922年にかけて出版されたフランス文学の巨作で、総ページ数はおよそ4,000ページ。単一の物語としてのページ数では最長に分類されます。

3. 特定の記録を狙った本

タイトル: The Blah Story
著者: Nigel Tomm
17巻にわたる小説で、総ページ数は11万9312ページ（2008年の記録時点）。これは世界記録としてギネスブックに登録されていますが、内容は極めて難解で多くの部分が同じ語句の繰り返しなど、形式的なものです。

4. 世界最大の物理的本

タイトル: Klencke Atlas
オランダで1660年に制作された巨大な地図帳。ページ数自体は少ないものの、物理的なサイズが極めて大きく、ページをめくるには複数人が必要です。

インフォグラフィックはクリックすると拡大できます　

参照元：http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/201312book-ig.html

世界で最も厚い本：4.08m

ドイツ 2010年：50,560ページ、220kgで、コンテストに応募した4万人の子供の絵や文章が収録されている。

本を頭の上に乗せ世界で最も階段を上った段数：122段

アメリカ 2009年

本を頭の上に乗せ世界で最も長く歩いた距離：32.18km

アメリカ 2011年

読書時間が長い国ランキング

世界第一位のインド州10.7時間に比べ、日本はその半分以下の州4.1時間である。

世界で最も長い本のタイトル文字数：5633文字

インド 2010年

世界で最も売れなかった本の売れ残り期間：191年

国・年号不明：David　Wilkinsがコプト語からラテン語に翻訳した新約聖書。1716年に500部発行されたが、平均で20週に1冊しか売れず、191年間売れ残った。出版はOxford University Press。

世界で最も長いシリーズの旅行ガイド「るるぶ」

日本 201年：2010年11月2日、合計で3791冊出版した。1984年から1993年までに一年で100冊以上出版し続けた。