検索エンジン解析で浮き彫りになるユーザー(利用者)行動
目次
検索エンジン動向分析
検索エンジンは、スマートフォンが普及して利用シーンが大きく変わりました。何よりスマホは、「移動しながら検索できる」ことを可能にしました。
この機能がどれだけの新規ユーザーを取り込み、どれだけ私たちの生活を便利にしたかは計り知れません。
会社通勤や帰宅の際にニュースを見たり、訪問先へ向かうときスマホで移動しながら行き先を確認したり、暇な時間にゲームしたり。スマートフォンは、今まで何もしていなかった移動時間が、情報を見る時間へと革命を起こしたんです。
検索エンジン動向分析:サイト運営者スコープ
- 日中は仕事で事務作業を行う人が多く、デスクトップの利用者が高い傾向
- インターネット検索リテラシーが高いユーザー層(44~54歳以下)は、Googleを使って検索。55歳以上のユーザーや女性は、Yahoo!の検索エンジンを利用。※インターネット検索リテラシー=インタネットの検索を日常的に利用。
→20年後、または30年後はYahoo!検索エンジンのシェアは激減し、検索エンジンはGoogleの独占状態になる可能性が高い。 - 検索エンジン、デバイス、OSどのセグメントの仕方でも検索キーワードは1語、又は2語で90%以上を占めている。
→SEO対策の基本はキーワードは1語、又は2語。ロングテールのキーワードで考える場合はそれ以上のキーワード数を対象とする。 - 今後デスクトップは縮小傾向になることは、大手企業のパソコン売上より明らかです。ただパイが小さくなるだけで、無くなるわけではありません。モバイルとデスクトップのどちらに注力すべきかは明らかです。
→今後もモバイルファーストの考え方は一層強くなっていきそうです。
Google検索の裏ワザ

参照元:http://infographic.jp/gallery/search-engines/
検索エンジンのデータから見えるユーザー(利用者)情報
時間帯ごとに利用されているデバイス
- 基本的にPCの利用率が高いが、夜(20時以降)はスマートフォンの利用が高くなる。
- 夕飯時(19時)はPCの利用率が低くなる。
- 昼休憩時(12時)はスマートフォンの利用率が高くなる。
検索エンジンのシェア
年齢層ごと
- 45~54歳以下の年代は、Googleのシェアが最も高い。
- Googleは、スマートフォンでの利用率が高いことから、スマートフォン所持率が高い若年層でシェアが高まった。
- bingのシェアは、最も高い65才以上でも約4%で、国内シェアはどの年齢層でも低い。
性別ごと
- 男女ともにGoogleのシェアが最も高い結果になった。
- 女性は男性と比較すると、GoogleよりもYahoo!を利用する傾向がある。
OSごと
- WindowsとiOSは、Yahoo!でのシェアが最も高い。
- GoogleはすべてのOSでシェアが高い。
検索時に使用されているキーワードの掛け合わせ数
検索エンジンごと
- どの検索エンジンにおいても、検索は1語で行われる事が多い
- 4語以上の掛け合わせ検索は1%以下であり、行われるケースは非常に低い。
- 最も1語検索が行われている検索エンジンは、bingと言う結果になった。
デバイスごと
- どのデバイスにおいても、検索は1語で行われることが多い。
- 4語以上の掛け合わせ検索は1%以下であり、行われるケースは非常に低い。
- 最も1語検索が行われているデバイスは、タブレットという結果になった。
OSごと
- どのOSにおいても、検索は1語で行われることが多い。
- 4語以上の掛け合わせ検索は2%以下であり、行われるケースは非常に低い。
- フィーチャーフォンと比較すると、スマートフォンの検索は2語で行われる事が多い。
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