コーヒーの起源はエチオピア。進化の過程で生まれたカプチーノ
いろいろな珈琲の飲み方
コーヒーの発祥地は、9世紀のエチオピアとされています。昔話みたいな話が発見のルーツとされていますが、本当でしょうか。
ヤギ使いの少年が、ヤギが興奮して暴れることを修道僧に相談しました。僧侶が調べたところ、その原因は山腹の赤い木の実であることがわかりました。
その木の実は、体内に取り入れると一時的に脳を興奮状態にさせる作用がありました。その後その実は、修道院の夜業での眠気覚ましとして利用されるようになったとのことです。
それからその木の実は各大陸は伝わり、様々なコーヒーへと進化したようです。日本にコーヒーが伝わったのは、江戸時代に入ってから長崎の出島にオランダの商品が持ち込んだことが始まりとされています。
一説によると足利時代に伝わったのが始まりという話しもあるようです。
コーヒーの種類は、5つ材料の割合で決まる
スターバックスやドトール、タリーズなどのコーヒーチェーン店で、あなたが頼んでいるコーヒーは何ですか?
またそのコーヒーの作り方は知っていますか。多くの人は、コーヒーの種類は知っているが、その作り方の違いについては知らないのではないでしょうか。
例えば、「カフェ・ラテとカフェ・オ・レの違い」についてご存知ですか。この2種類のコーヒーの違いは、エスプレッソとスチームミルクを使うかどうかの2点です。
コーヒーの材料は大きく分けるとコーヒー、ミルク、水、スチームミルク(別名「フォームミルク」:蒸気で気泡を加えながら温めたミルク)、チョコレートの5種類です。。この5つの材料の配分の仕方で私たちの好きなコーヒーは作られています。
その中でもコーヒーの作り方で難易度の高い2つのコーヒーについてご紹介します。
カプチーノの飲み方
- カプチーノの泡に砂糖を半分いれてください。
- コーヒースプーンで沈まなかった砂糖と一緒に泡をすくって食べてください。
※フォーマルな席で泡をすくって飲むのはNGです。 - 残りの砂糖を泡にかけて泡、ミルク、エスプレッソ、砂糖が一体化するようにしっかり混ぜてください。
- しっかり混ぜたら、飲んでください。飲み終わったカップに泡が残っていない状態が理想的です。
エスプレッソの飲み方
- エスプレッソは、飲む前に香りを十分に楽しんでください。
- 砂糖をスプーン山盛り一杯、エスプレッソの中にいれてください。ここでのポイントは、コーヒースプーンで混ぜすぎないこと。混ぜすぎるとクレマと呼ばれる泡が無くなってしまいます。
クレマ:コーヒー豆の中にある二酸化炭素が抽出したときにできた、エスプレッソ特有の味わいを閉じ込めたもの - ニ口か、三口で飲んでください。淹れてから時間のたつと冷めるだけでなく、芳醇な香りも無くなっていくので、エスプレッソの良さが消えていきます。
- 飲み干した後の砂糖は、スプーンですくって食べてください。砂糖の甘みにエスプレッソの鮮明な酸味、どっしりとした苦味が加わり、上品なスイーツを食べているような感じがします。
おいしいコーヒーの入れ方(基本編)
ワールド・バリスタ・チャンピオン井崎英典が教える6つのポイント
いろいろな珈琲の飲み方(コーヒー発祥地)
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1.アメリカンコーヒー:発祥地:アメリカ
2.エスプレッソ:発祥地:イタリア
3.カフェラテ:発祥地:イタリア
4.カフェオレ:発祥地:フランス
5.カプチーノ:発祥地:イタリア
6.ウィンナコーヒー:発祥地:オーストリア
7.カフェモカ:発祥地:アメリカ
8.アメリカ―ノ:発祥地:オーストラリア
9.カフェマキアート:発祥地:イタリア
10.ラテマキアート:発祥地:イタリア
11.キャラメルマキアート:発祥地:アメリカ
12.フラットホワイト:発祥地:オーストラリア
13.カフェコレット:発祥地:イタリア
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