ワインペアリング&フードチャート。ワインと食事の組み合わせ方

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8種類のワインと11種類の食事の組み合わせ

あなたの前に、好きなスイーツとコーヒーや紅茶の飲み物があると想像してみてください。そして、その2つを一緒に食べたときのことを想像してみてください。

ドーナッツの甘さとコーヒーの苦さや紅茶の芳醇な香りは、至福のときを与えてくれると思いませんか。

そんな幸せを感じれる組み合わせが、ワインと食べ物(食事)にも存在します。

ワイン好きの方には、ぜひ知ってもらいたいです。またフランスでは、ワインと食事の組み合わせで相性の良いことを「マリア―ジュ:フランス語で結婚の意味」と言っています。

私はワインの食べ合わせに迷ったら、オールマイティなスパークリングワインを選んでしまいます。一番良い組み合わせかは議論する余地がありますが、料理に合ったワインを選ぶという点ではマリア―ジュです。

ワインとチーズの組み合わせ方の5つの基本原則

  1. 産地、または原産地が近いもの同士を組み合わせる
  2. 個性の似ているもの同士を組み合わせる
  3. 個性が正反対のものを合わせる
  4. チャンピオンワインには、クセの強いものを合わせない
  5. 熟成の度合いを組み合わせる

さらにワインを楽しむためのグラス選び

ワインは、非常に繊細で注ぐグラスの形状一つで味や香りが変わってくると言われています。基本は、赤、白ともに2タイプ計4種類のグラスを揃えたいですね。

ボルドー型

名前の通りボルドーに適したグラスですが、フルボディで、渋みの強い赤ワインに最適です。ゆるやかなすぼまりの大きなボウルによって、複雑で芳醇な香りを解きほぐします。

また、ワインが舌上で横に広がるため、厚みのあるボディを感じつつ、強い渋みをやわらげます。

対応ワイン:タンニンがしっかりしたフルボディの赤ワイン

ブルゴーニュ型

ブルゴーニュに適したグラスで、ボルドーグラスに比べてワインが空気に触れる面積を大きくし、香りを引き出しやすくしています。酸味が強く、渋みは中程度、複雑な香りの赤ワインに最適です。

ワインが舌先に導かれることで、強い酸味と果実味とのバランスを整えます。

対応ワイン:酸が特徴のライト~ミディアムボディの赤ワイン

キャンティ型

縦長でしっかりとしたすぼまりをもつスタンダードなボウル形状のため、キャンティという名前ですが、軽めの赤ワインやさっぱりとした白ワインなど、幅広い用途でご利用いただけます。

ワインは舌先に導かれ舌の中央を直線的に流れ、果実味と酸味のバランスを整えます。世界的な試飲会でも使用されるグラスです。

対応ワイン:ライトな赤ワイン、さっぱりとした白ワイン

モンラッシェ型

モンラッシェグラスは、コッテリと凝縮した果実味と柔らかい酸味をもつ白ワインに最適。ボウルが大きいため香りを引き出すのに有効。ワインが舌上でワイドに広がるので、柔らかな酸味と豊かな果実味とのバランスを整えます。

対応ワイン:コクのある白ワイン

ワインと食事のペアリング・トリビア

①「赤身には赤、白身には白」は基本であり定番

  • 赤ワインはタンニンという渋味成分が多く、肉の脂と中和する力があるため、牛肉やラム肉など赤身の肉と相性抜群。
  • 白ワインは酸味や果実味が強いため、魚介類や鶏肉、クリームソース系の料理とよく合う。

② チーズ全般には赤より白の方が合うことが多い

  • 赤ワインとチーズは定番に思われがちですが、実は多くのチーズ(特に白カビ系や山羊のチーズ)は、白ワインやスパークリングと合わせた方が風味が引き立つ。

③ スパークリングワインは万能選手

  • 炭酸の爽快感が揚げ物や塩味の強い料理と相性良く、天ぷらやフライドチキンにも合う。
  • 「和食×シャンパン」が密かに人気。

④ 辛口白ワイン × 寿司はソムリエも認める組み合わせ

  • 特に**シャブリ(フランス産の辛口白ワイン)**は、白身魚のお寿司や貝類にぴったり。
  • 米酢と魚の旨味に、酸味がバランスを取ってくれる。

⑤ スイーツには甘口ワインを

  • **甘口ワイン(例:貴腐ワインやポートワイン)**は、チョコレートやフルーツタルトなどと合わせると、濃厚なハーモニーを生む。
  • 特に「ブルーチーズ × 貴腐ワイン」は通の好む組み合わせ。

ワイングラスの使い分け

ワインペアリング&フードチャート(ワイン別食事の組合せ)

インフォグラフィックから読み解く

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インフォグラフィック:ワインペアリング&フードチャート。ワインと食事の組み合わせ方
ワインペアリング&フードチャート(ワイン別食事の組み合わせ)

参照元:http://winefolly.com/review/5-tips-to-perfect-food-and-wine-pairing/

ドライワイン

野菜やキノコ、デリケートな魚料理には、ドライワインがオススメです。

スイートイワイン

ソフトチーズやハードチーズ、塩漬け肉(パンチェッタ)系、スイーツには、スイートワインがオススメです。

リッチワイン

ソフトチーズ、ハードチーズ、パン(デンプン系)、鶏肉料理、魚料理、甲殻類系には、リッチワインがオススメです。

スパークリングワイン

ソフトチーズ、ハードチーズ、パン(デンプン系)、魚料理には、スパークリングワインがオススメです。

ライトボディ

キノコ、パン(デンプン系)、甲殻類系料理、鶏肉料理、塩漬け肉(パンチェッタ)系には、ライトボディがオススメです。

ミディアムボディ

キノコ、ハードチーズ、パン(デンプン系)、鶏肉料理、牛肉料理、塩漬け肉(パンチェッタ)系には、ミディアムボディがオススメです。

ボルドーワイン

ハードチーズ、牛肉料理、塩漬け肉(パンチェッタ)系には、ボルドーワインがオススメです。

デザートワイン

ソフトチーズ、塩漬け肉(パンチェッタ)系、スイーツには、デザートワインがオススメです。

Posted by webclim1109