桜の花言葉は、種類によって一つひとつ違う。他にもサクラに関するトリビアを紹介
さくらの由来と花言葉
さくらは、海外でも英語でCherry blossomと訳さずに、そのまま「SAKURA:サクラ」と紹介されるほど日本を象徴する知名度の高い花。私たちはこの花を見ることで、春が来たとを実感します。
そんな桜に関する由来や花言葉、トリビアについてご紹介します。
花の名前の由来
さくらの由来は諸説ありますが、有力なものを紹介。
- 「咲く」に複数を意味する「ラ」を加えた
- 日本神話にある美しい娘「木花開耶姫(コノハナサクヤビメ)」の「サクヤ」が「サクラ」になった
- 春に里にやってくるサ(稲)の神が憑依するクラ(座)から用いられた
種類別桜の花言葉
- ソメイヨシノ:純潔、優れた美人
- シダレザクラ:優美、ごまかし
- ヤエザクラ:豊かな教養、善良な教育、しとやか
- ヤマザクラ:あなたに微笑む、上品、淡泊、美麗
- フユザクラ:冷静
- カンザクラ:気まぐれ
桜に関する3つのトリビア
桜の花粉は、興奮物質が含まれる
桜の花粉は、「エフェドリン」という物質が含まれていて、興奮を誘発します。また桜の甘い香りは不安感を取り除いて、回復する効果があるそうです。
花見は徳川吉宗が広めた
昔の花見は、上流階級による一部の人の楽しみでした。しかし、徳川吉宗が各地に桜を植えて、庶民の不満を解消するために花見を奨励したことから、習慣化されたと言われています。
葉桜は有毒物質を出している
桜の木の下は、雑草があまり生えていません。なぜだか知っていますか。その理由は、桜の葉には「クマリン」という毒を生成するからです。桜の葉の毒は、雨水により地面に落ちて、周辺に毒がまかれます。
また桜餅などの葉の香りは、クマリンの香りです。葉の中にあるクマリンの香りはそのままでは臭いません。塩漬けすることで、はじめて香りが出るようになります。
ソメイヨシノ
ソメイヨシノは、エドヒガン系の桜と日本固有種のオオシマザクラの雑種の交配で生まれた日本産の園芸品種。そのためソメイヨシノは、種子では増えません。日本各地にあるソメイヨシノは、人の手による接木で増やされてきました。
その寿命は60年ぐらいだと言われていますが、生育する環境によってはもっと長くなったり、短くなったりするそうです。接木で植えられてきた樹は、人の手をかけなければ、すぐに弱ってしまいます。
第二次世界大戦後に各地で植えられたソメイヨシノは、私たちの春を彩る役割を終え、その寿命をむかえようとしています。
京都:桜・満開の枝垂桜の名所

参照元:http://japanlover.me/blog/sakura-forecast-2017-x-things-to-do-in-japan-this-spring/
さくらの花びらの枚数から木の形状まで
桜の花びらの枚数
- 一般的な花びら:5枚
- 八重桜など:10~20枚
- 兼六園菊桜:100枚以上
桜の花の色
- ピンク
- 白
- 黄色
桜の2種類の新芽
桜の新芽は、2種類あります。色はグリーンのものあれば、オリーブ色もあります。
- 花を咲かせる花芽:丸みがある形状
- 葉になる葉芽:スリムな形状
桜の花が咲くタイミング
- 春:花芽が誕生して桜の花の開花
- 夏:緑の葉
- 秋:紅葉
- 冬:冬枯れ(冬木)
桜の木の樹形
- 円錐
- 柱状刑
- 枝垂形
- V字
- 杯形
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