牛の解体が恐怖!明日からベジタリアンになってしまうかも!?

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牛の解体をする食肉センターとは?

私たちの食卓に並ぶ牛肉は、食肉センターで「牛」から「肉」へと姿を変えて、スーパーや飲食店などに運ばれています。その食肉センターの数は全国で約150箇所あり、一部の場所では牛が解体される作業工程を見学することができます。

食品センターで牛は、どんな風にが解体されているのかをご紹介します。

無駄になるところがない牛

牛の解体は、枝肉になるまでに血や皮、頭、内臓などが取り除かれていきます。枝肉とは、牛の四肢の先端を切り落として、後ろ足で吊って、皮や内臓などをとって、身体を真っ二つにした状態のものです。

枝肉なるまでの工程で除去された牛の部位は、ほとんど無駄にならずに何かしらに利用されています。

ちなにみ解体の「解」の文字は、「角」と「刀」と「牛」の字が組み合わさり、一つの文字になっています。牛が刀で解体されることが、この漢字の成立ちなんです。

牛から剥された皮は、革製品の加工会社に運ばれ、そこで鞄や靴など、牛革製品が誕生します。

内臓

随分前にNHKで放送されていましたが、ヨーロッパでは基本的に牛肉は内臓を食べる料理としてふるまわれていました。内臓以外の肉が食べられてこなかった理由は、内臓以外硬くて食べれなかったそうです。

それが19世紀になってアメリカで「アンガス種」の品種の牛が開発され、肉が柔らかくなり、世界的に広まっていきました。肉が柔らかくなったのは、牛にトウモロコシを食べさせたことからだったようです。

牛の頭部のタンやほお肉などは食べられていますが、それ以外の部分はBSE感染予防のため焼却処分されることが一般的です。豚の頭の場合は、肉屋が頭を買い取り、耳や舌、ほほ肉、トントロなどの部位にわけて調理しています。

牛の血は、乾燥させて畑などの肥料なることが多いようです。

「いただきます」は感謝の言葉

ご飯を食べるときに「いただきます」は、普段ちゃんと言えていますか?

私は一回いっかいの食事の前に「いただきます」の言葉は口にするも、「感謝」の気持ちは込められていませんでした。いつからそうなってしまったのかは、思い出せないくらい大昔なような気がします。

しかし、この記事を書いたこと機に、もう一度日々生きるということが、どういうことなのか考えなおさなくてはと感じました。

当然、それは牛に限ったことではありません。命ある者すべてに対して、「感謝」の気持ちを忘れないようにしなくてはいけません。

忘れてしまっていた私は、どうしようもないクズかもしれません。

食肉加工場へ向かう牛が、あまりの恐怖に泣き出してしまう

すき家の裏メニュー牛丼キングをもやし男が食う

牛の解体

加古川食肉センターで見学してきました

インフォグラフィックから読み解く

インフォグラフィックはクリックすると拡大できます

参照元:http://itadakimasu.agasuke.net/beef01/

1.ノッキング

額または後頭部に衝撃を与え、気絶させます。

2.放血

首元を切り失血死させ、すぐに角と前足を切断します。

3.懸吊(ケンチョウ)

後足をかけて吊ります。これ以降、牛の体が床や壁に触れることはありません。

4.剥皮(ハクヒ)

一頭ごとエアーナイフを消毒して皮をはいでいきます。

5.洗浄

スチームバキュームできれいに洗浄してクリーンゾーンに送ります。

6.頭部切断

頭部を切断し、助骨を切開。頸椎を吸引してBSEの検査に出します。

7.内臓摘出1

胃と腸を摘出。白物と呼ばれています。

8.内臓摘出2

心臓・肝臓・杯を摘出。赤物と呼ばれています。

9.背割り

電動ノコギリで真っ二つにして「枝肉」にします。

10.保管

枝肉検査のあと洗浄、計量し冷蔵庫へ保管します。

Posted by webclim1109