打ち上げ花火9種類の形状と名前。あなたはどれが好き?
打ち上げ花火の形状
日本の夏の風物詩と言えば「花火」ですね。一口に花火と言っても打ち上げ方や形、色、大きさなどによって、様々な種類があります。
打ち上げ花火は、打ち上げられた花火の名前や種類が分かると、いつも同じに見えていた花火が違う花火に見えるんです。嘘っぽく聞こえますが、私が実体験者なので本当です。
そしてさらに花火を知ると、それぞれの花火や花火会場によって、花火の個性があることに気づいてきます。おんなじように見える花火でも、結構奥深いです。そんな花火をちょっとだけご紹介。
打ち上げ花火の7つの魅力
1.不思議な魔法のような体験
打ち上げ花火を見ると、子どもから大人まで、幅広い世代の人々がその美しさに感動します。花火が空に咲き、次々と変化する姿は、まるで魔法のような体験を与えてくれると言えるでしょう。
2.祝祭やイベントの象徴
打ち上げ花火は、お祭りや特別なイベントを彩る象徴的な存在です。結婚式、祭り、年越し、国の独立記念日など、多くの場面で使用され、祝福や祝賀の気持ちを表現します。
3.コミュニケーションと共感
打ち上げ花火は、人々を集め、共通の感動や興奮を共有する素晴らしい手段です。観客が花火を一緒に見上げることで、コミュニケーションが生まれ、共感を深めることができます。
4.ストレス解消とリラックス
花火を見ることは、日常のストレスを忘れさせてくれるリラックス効果もあります。美しい花火の光や音を楽しむことで、心身をリフレッシュさせることができます。
5.ファイアワークショーの魅力
大規模な花火ショーは、音楽やストーリーと組み合わせられることがあり、迫力とエンターテインメント性が高まります。花火と音楽が融合したシンクロニズドショーは、圧倒的な感動をもたらします。
6.夏の楽しみ
夏の季節は、多くの地域で花火が楽しまれる季節です。暖かい夜空に打ち上げられる花火は、夏の夜のロマンチックで楽しい雰囲気を演出してくれます。
7.美しい視覚効果
打ち上げ花火は、豊かな色彩や形状を持ち、空に広がる美しい花火の芸術を楽しむことができます。その美しい視覚効果は、人々を魅了し、心を和ませます。
打ち上げ花火の種類
割物
菊、牡丹、芯菊、八重芯菊、三重芯菊、菊花残光、ひまわり、染め分け菊、型物(魚 、星 、ネコ、ハート) 立体型物(蝶々・土星・たんぽぽの詩)など
小割物(半割物)
千輪菊、花雷、閃光万雷、菊に浮き模様、 椰子、冠菊(しだれ柳)など
ポカ物
分砲、蜂、銀蜂、群蜂、笛、銀笛 飛遊星/紅蜂、緑蜂、吊り物・・・柳に連星、群光、 銀滝、照明柳、二方引など
昇り曲
昇天物・・・昇竜、昇銀竜、昇笛、段咲物・・・昇小花 、昇電光雷、昇分包・・・昇分火、昇分花、複合物・・・昇り音曲
仕掛け花火の種類
枠仕掛け
絵図・文字
打ち出し物
スターマイン、ワイドスターマイン、虎の尾海上スターマイン
ポカ物
ナイヤガラ、 富士山
水中物
金魚
手筒花火
世界一美しい日本の花火大会
夜空を彩る打ち上げ花火9種類
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参照元:http://diamond.jp/articles/-/57100
柳(やなぎ)
柳が、空中に枝垂れ柳を描くように落ちることが由来。色の付いたものは彩煙柳。
冠菊(かむろぎく)
別名「しだれ柳」ともいい、菊花型にならないで肩の部分から光が丸く下に垂れる花火。キラキラと長く光りながら枝垂れてゆく人気の花火。割薬を弱くして、破壊力を小さくするのが特徴。
椰子(やし)
チタン合金を使って、大きな抜き星を作り、それを八方に飛ばすと、椰子の木のように見えることが由来。「金椰子」「銀椰子」高音を出して、バリバリと開く「バリ椰子」などがある。
千輪(せんりん)
花火玉の中に小割玉という小さな花火玉を込め、小花が一斉に開く。小花の作り方で様々な種類を作ることが可能。
菊(きく)
菊の花びらの丸い光が、名残惜しく残るのが特徴。
小割(こわり)
小割は、大きな玉皮の中に小さな玉がたくさん入っている花火。小さな菊が多数同時に咲くので「百花園」、「千輪」などと呼ばれる。
型物(かたもの)
型物は花火でなんらかの形を描き出す物。3つの輪を交差させるアトミックサイン、土星や魚、ハート形など色々なバリエーションがある。型物は二次元の平面なので真横から見ると、「線」にしか見えない。そのため花火職人は、花火玉本体に紐を結びつけ尻尾のようにしたり、矢羽を付けたりして工夫される。
蜂(はち)
空に上がった多数の花火は、回転しながらブーという音をたてながらランダムに飛び回る。
牡丹(ぼたん)
構造的には菊と変わらないが、燃焼する多数の星が光跡を残さずに丸い牡丹型の花を描く。
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