毎日起こる出生数と死亡数(自殺者含)。日本と世界を比較
世界の1日と日本の1日。1日で生じる出会いと別れ
日本で1日に生まれる赤ちゃんの数は2,934人、死亡する人の数は3,279人。その差は345人。若干ですが死者の方が上回っていて、将来の日本の人口減少は避けられなさそうです。
しかし世界の1日の出生数と死亡数を比較すると、出生数が死亡数を大きく上回ります。驚くべきことに出生数は、死亡数の2倍以上の数になります。近年その人口増加スピードが、未来の食糧危機を引き起こすと考えられています。
人口増加の爆発的なスピードは、年代別の世界人口の変化を見ると一目瞭然です。地球で養える世界人口は、一部の学者の中で約80億人と言われていますが、その人口に到達するのは2024年予定です。
食糧問題のタイムリミットは、刻一刻と迫ってきているのかもしれません。
世界と日本の出生数(2023年)
世界の出生数
世界全体の出生数は年々変動しますが、2021年時点では1億2100万-1億3800万人の範囲で推定されています。これは国や地域によって異なり、経済状況や社会的な要因、政策の影響などが影響を与えます。
日本の出生数
日本の出生数は、少子化の影響を受けて減少傾向にあります。2021年の統計によれば、日本の出生数は約80万人前後で推移しており、人口減少と高齢化が進行している国内の課題となっています。
2023年の出生数(速報値)が前年比5.1%減の75万8631人。8年連続で減少し、過去最少です。
政府は出生率の向上や家族支援策の強化などを通じて、少子化対策に取り組んでいます。政策が数字に結び付くのは、いつになるのでしょうか。
人間が日常生活で死ぬ確率は?
日常生活で人間が死ぬ確率を具体的に示すのは難しいですが、統計的なデータや一般的な確率を元におおまかなリスクを理解することは可能です。日常生活における死亡リスクは非常に低いですが、特定の状況や年齢に応じて異なります。
リスクを最小限に抑えるためには、安全な行動と健康的なライフスタイルを維持することが重要です。以下は、日常生活に関連する死亡リスクのいくつかの例です。
年齢に基づく死亡確率
- 全年齢の死亡率: 日本の厚生労働省の統計によると、2021年の日本における年間死亡率は約1.1%です。これは人口1000人あたり11人が1年間で死亡するという意味です 。
- 年齢別の死亡率: 高齢者ほど死亡率が高く、若年層ほど低いです。例えば、20代の若者の年間死亡率は非常に低く、0.1%以下です。一方、80代以上では年間死亡率が10%以上に達することもあります 。
具体的なリスクの例
- 交通事故: 日本における交通事故による死亡率は約0.004%です(交通事故で死ぬ確率は1/25,000) 。
- 溺死: プールや海などで溺死する確率は約0.0006%です 。
- 落雷: 落雷による死亡の確率は非常に低く、約0.00002%(1/5,000,000)です 。
- 火災: 火災による死亡率は約0.0003%です 。
日常的なリスク要因
- 医療事故: 医療事故による死亡リスクは約0.001%とされています。
- 家庭内事故: 転倒や窒息などの家庭内事故による死亡率も0.0001%から0.0005%程度です。
リスクの累積
年間死亡率や特定のリスク要因の確率を考えると、一般的な人が日常生活で遭遇するリスクは非常に低いと言えます。ただし、リスクは年齢や健康状態、生活環境によって大きく変動します。
参考文献
厚生労働省: 日本の年間死亡率
OECD: 年齢別死亡率
警察庁: 交通事故統計
日本ライフセービング協会: 溺死に関する統計
日本気象協会: 落雷のリスク
総務省消防庁: 火災統計
年代別世界人口の変化
- 1950年:約25億人
- 1960年:約30億人
- 1970年:約36億人
- 1980年:約44億人
- 1990年:約53億人
- 2000年:約61億人
- 2010年:約69億人
- 2020年:約77億人
- 2030年:約85億人
- 2040年:約91億人
- 2050年:約97億人
- 2060年:約101億人
世界の1日の〇〇ランキングを見ると中国が婚姻数、離婚数、自動車生産数、死亡者数で断トツです。さすが世界人口数No.1の13億人が生活している国だと頷けます。ちなみに2022年以降は、インドが世界最多の国になると予想されています。
最新世界人口ランキング(2022年版)
1位:中国:14億4,850万人
2位:インド:14億660万人
3位:アメリカ:3億3,480万人
4位:インドネシア:2億7,910万人
5位:パキスタン:2億2,950万人
6位:ナイジェリア:2億1,670万人
7位:ブラジル:2億1,540万人
8位:バングラデシュ:1億6,790万人
9位:ロシア:1億4,580万人
10位:メキシコ:1億3,160万人
11位:日本:1億2,560万人
世界同時食糧危機 NHK
世界の1日と日本の1日 1日で生じる出会いと別れ
インフォグラフィックから読み解く
インフォグラフィックはクリックすると拡大できます
参照元:http://www.hokende.com/static/life/features/infographic/20130617/
出会い
<出生>
世界の1日の出生数:382,351
日本の1日の出生数:2,934
<結婚>
世界の1日の結婚数:74,669組
日本の1日の結婚数:1,917組
<発明>
世界の1日の発明数:678件
日本の1日の発明数:132件
<自動車生産>
世界の1日の自動車生産数:219,432台
日本の1日の自動車生産数:23,010台
<企業設立>
世界の1日の企業設立数:9,377社
日本の1日の企業設立:219社
別れ
<死亡>
世界の1日の死亡数:155,099人
日本の1日の死亡数:3,279人
<離婚>
世界の1日の離婚数:18,182組
日本の1日の離婚数:687組
<自殺>
世界の1日の自殺数:1,897件
日本の1日の自殺数:86件
<交通事故死亡者数>
世界の1日の交通事故死亡者数:3,380台
日本の1日の交通事故死亡者数:12台
<企業倒産>
世界の1日の企業倒産数:695社
日本の1日の企業倒産:33社
世界の1日NO.1の国
1日の発明NO.1:アメリカ合衆国:332件
1日の企業設立NO.1:ロシア:1,159社
1日の出生数NO.1:インド:67,901人
1日の婚姻NO.1:中国:25,890組
1日の自動車生産NO.1::中国:50,462台
1日の企業倒産NO.1::フランス:163社
1日の交通事故NO.1:エジプト:95人
1日の離婚NO.1:中国:5,186組
1日の自殺NO.1:ロシア:124人
1日の死亡者数NO.1:中国:26,675人
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません