民泊ビジネスは規制緩和で右肩上がり。民泊サイトはAirbnbが人気
民泊 泊まり方/楽しみ方
2020年に開催される東京オリンピックは、国内外から東京都に述べ1,000万人が宿泊すると予想されています。そのため今の宿泊施設だけでは、まかなうことができません。そこで近年注目を集めているのが「民泊」です。
民泊とは、文字通り旅館やホテルではなく、一般の民家に泊まることを指します。ここ数年でインターネットの仲介サイトの出現により、個人宅の一部やマンションの空室、別荘などを有料で貸し出し、民泊ビジネスとして成り立つまでに成長してきています。
しかし、注意しなければならないのが法律です。この新しい民泊のビジネスモデルには、従来の旅館業法で規制するとほとんどが要件を満たすことが出来ないため、無許可の違法民泊が増加するという問題が起こっています。
そのため政府は従来の旅館業法の規制緩和に加え、新たなビジネスモデル「民泊サービス」への新法を2017年中に整備することを目指しています。
民泊サービスの利用方法
民泊サービスを利用する方法は、Airbnbを利用することが便利です。Airbnbは、アメリカ発の仲介サイトで、世界190ヶ国3万以上の都市での民泊を仲介しているサイトです。
家を貸したい人と家を借りたい人を仲介し、料金や仕組み、ルールなどを共有させることでトラブルなく民泊を促すという役割を担っています。
Airbnb エアビーアンドビー:https://www.airbnb.jp
日本人の利用者も急増中!?
少し前までは、「民泊=訪日外国人」という印象がありましたが、近年では民泊利用者に日本人も増えてきているそうです。その理由には、圧倒的なコストパフォーマンスです。
現在、日本の都心部では、訪日外国人観光客の数が急増し、宿泊施設の数が足りていません。その結果、比較的安いビジネスホテルなどでも、繁忙期になると一気に値段が高騰するという現象が起こっています。
一方民泊では、ビジネスホテルよりも広い部屋を選べたり、キッチンも利用できるため、宿泊費を抑えながらも快適に過ごせると話題になっています。
民泊の問題点
民泊(みんぱく)は、個人が住宅の一部または全部を宿泊施設として提供する仕組みで、観光振興や空き家活用などの利点がある一方、以下のような問題点・課題が指摘されています。
🧱 1. 近隣トラブル・住環境悪化
- 騒音・ゴミ出しマナー違反
外国人旅行者や若者のグループが深夜まで騒ぐなど。 - ゴミの分別・出し方が守られない
地域ルールに無知な宿泊者が原因で、近隣住民が迷惑を被る。 - 不特定多数の出入り
マンションや住宅街で「誰が住んでいるのか分からない」不安を生む。
📋 2. 法規制・無許可営業
- 「無許可」の違法民泊が多い(いわゆる“ヤミ民泊”)
→ 旅館業法に違反するケースが後を絶たず、行政対応も追いつかない。 - 消防法・建築基準法への不適合
本来、宿泊施設として想定されていない物件が使われることで、安全面に問題が。
💼 3. 管理不全・ホスト責任の曖昧さ
- 緊急時の対応が不明確
火災・事故・体調不良など、トラブル時にすぐ連絡が取れないケース。 - チェックイン・チェックアウト対応のずさんさ
鍵の受け渡しや清掃などが管理されていないと、次の宿泊者にも悪影響。
💰 4. 地域経済・住宅市場への影響
- 住宅の「民泊転用」による家賃高騰・空室減少
都心部などで賃貸住宅が民泊に転用されることで、一般住民が住みにくくなる。 - ホテル業界との競合
価格競争で既存の宿泊業に悪影響を与えるとの声も。
🌏 5. インバウンド依存・観光公害
- 外国人観光客に依存しすぎる運用
パンデミック時に多数の民泊が閉鎖・廃業へ。 - “オーバーツーリズム”の温床に
地域のキャパを超えた旅行者が殺到し、地元住民の生活に悪影響。
民泊で失敗..損した200万円の内容は?
民泊 泊まりかた楽しみ方
民泊ならではの楽しみ方がある!
インフォグラフィックから読み解く
インフォグラフィックはクリックすると拡大できます
参照元:https://squeeze-inc.co.jp/news/how-to-stay-and-enjoy-vacation-rentals-infographics-vol-4/
民泊サイトでアカウント作成
- まずは自分のアカウントを作成。GoogleやFacebookアカウントを使うこともできます。
- プロフィールを作成しましょう。プロフィールがなく、誰かわからない場合は、宿泊予約が拒否される可能性も。
部屋の選定と予約まで
- 宿泊地と滞在期間を入力して止まりたい部屋を探しましょう。
- 泊まりたい部屋が決まったら、「予約リクエスト」をクリック。(まだ予約完了していません!!)
- 問題がなければ、クレジットカードがPaypalで決済!
- 質問があれば、ホストにいつでもウェブ上で聞くことができます。
滞在先に行く前に…!
- ホストから送られてくるウェルカムガイドがある場合は、必ず読むようにようにしましょう!!(ウェルカムガイドには、最寄り駅から部屋までの行き方、鍵の開け方や部屋の使い方について書いてあります。現地で迷わないよう事前に読んでおくようにしましょう。)
- 鍵の受け取りはポストに入っている場合か直接ホストに渡される場合がほとんど。
- チェックイン・チェックアウトの詳細については、ホストと直接やり取りすることが大切!
民泊ならではの楽しみ方
「暮らすように泊まる」ことができるのが民泊のメリット。民泊に宿泊が決まったら、民泊ならではの楽しみ方で満喫してみませんか
料理をしてみよう
- キッチンがついている部屋がほとんど
- ローカルな食材を買って、自分で何か作ってみよう
いろんな人と繋がろう
- ホストと一緒に宿泊する場合はローカルなことについて聞いてみよう
- ホストと宿泊しなくてもいろんな情報をホストに聞いてみよう
- シェアルームに宿泊する場合は一緒に宿泊している人と冒険してみよう
面白い場所に宿泊しよう
- ホテルでは泊まれないような場所にも宿泊可能
- 例えばお城とか手作りのお家・飛行機の中など
- 行きたい場所が決まったら色んな部屋を探してみよう
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