地球にあるお金の総量。合計は17京6000兆円（1600兆ドル）

2023-08-14お金・貯金,政治・経済・社会,英文トリビア

世界のお金と市場を比較

世界中にお金はどれくらい？世界で最も裕福な人々や世界屈指の企業時価総額、ビットコイン市場などは、地球にあるお金の総量のうちどれだけを占めているのでしょうか。

世界中の金融市場の価値景気によって左右され、流動的です。日本を例にとってみると、1989年末に株価が最高値3万8,915になりました。このときの日本の株式市場の時価総額は、590兆9087億円に達しました。

しかし、それが2009年3月10日 終値の株価が7,054.98円、時価総額は最高値の半分以下の246.6兆円にまで下がりました。

東証1部の1981年～2009年までの時価総額推移

世界中にはさまざまな性質をもったお金があります。

このインフォグラフィックでは、金、貨幣、マネーサプライなど13種類が比較されています。最も資産価値が低い市場は、50億ドルのビットコイン、最も資産価値が高いのは最大1200兆ドルのデリバティブ市場です。

これらを全部合わせると全世界のお金の総額は、1600兆ドル（17京6000兆円 ※1ドル110円換算）ぐらいあるんでしょうかね。

仮想通貨の将来性

1.技術の進化と採用拡大

ブロックチェーン技術を基盤とする仮想通貨は、分散型の特性やセキュリティなどの利点を持っており、これにより金融、供給チェーン、ヘルスケアなどさまざまな分野での活用が期待されています。

特にスマートコントラクトなどの機能が、業務プロセスの自動化や効率化に寄与する可能性があります。

2.金融包摂と国際送金

一部の国々では、銀行口座を持っていない人々が仮想通貨を利用することで金融サービスへのアクセスを得ることができるようになる可能性があります。また、国際送金を迅速かつ低コストで行う手段としても注目を浴びています。

3.デジタル経済の成長

仮想通貨はデジタル経済の発展に寄与する要因となる可能性があり、オンライン決済やデジタルアセットの取引などが拡大することが期待されます。

4.規制と法的課題

一方で、仮想通貨には規制や法的課題がついて回ることもあります。各国の政府や規制当局は、仮想通貨の取り扱いや取引所の運営に関して慎重なアプローチを取っています。

5.価格の変動性

仮想通貨市場は非常に変動的であり、価格の急激な変動が起こることがあります。これに関連して、投資家や利用者はリスクを適切に評価する必要があります。

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世界中にある金融市場の価値の合計

インフォグラフィックから読み解く

インフォグラフィックはクリックすると拡大できます

参照元：http://money.visualcapitalist.com/category/all/

• ビットコイン：50億ドル
• 銀：140億ドル
• 最も裕福な人（ビル・ゲイツ）：792億ドル
• アップルコンピュータ：6160億ドル
• 連邦準備制度理事会貸借対照表:4兆5000億ドル
• 市場に流通する紙幣や硬貨、銀行券：5兆ドル
• 商業的な不動産：7兆6000億ドル
• 金：7兆8000億ドル
• 狭義のマネーサプライ:28兆6000億ドル
• 株式市場：70兆ドル
• 広義のマネーサプライ：80兆9000億ドル
• 負債：199兆ドル
• デリバティブ市場：最大1200兆ドル