枕の臭いは「頭の汗」と「脂」が原因。夏に限らず寝具のケアは年中無休
最も手軽な枕のケアは、毎日の枕カバーのの交換
人の身体で一番汗や脂が出る場所は、頭です。頭皮は、汗と皮脂が混ざり合い酸化しています。そのため頭と接触時間が長い枕は、悪臭を放ちます。
枕の嫌な臭いの一番の原因はこれです。頭皮の臭いは、男性の方きついイメージがありますが、性別・年代問わず子供や女性でも条件は同じです。そして季節が「夏」になると、臭いはMAXになります。
枕をきれいにする対策として有効なのは「風干し」による乾燥です。また消臭・除菌スプレーでニオイの除去がオススメです。枕カバーは、枕よりも顔にも頭皮にも近いため、できる限り小まめに交換しましょう。
私たちが簡単にできる臭いに関するケアは、枕カバーの交換です。毎日枕カバーを交換するだけで、私たちの臭い(清潔感)はかなりケアすることができ、清潔に保つことができるようになります。
また布団や枕本体は、布団乾燥機で加熱してあげると随分と臭いが和らぎます。夏の寝具は、小まめにケアが必要不可欠です。
枕のケア方法を紹介
枕が臭いを防ぐには、適切なケアとメンテナンスが必要です。枕の種類によってケア方法が異なるため、まずは枕のラベルや指示に従うことが重要です。以下に、一般的な枕のケア方法をいくつか紹介します。
- 定期的な洗濯
合成繊維や綿の枕:メーカーの指示に従い、洗濯機で洗える場合は温水または冷水で優しく洗い、低温で乾燥させます。洗濯の際には、枕を2つ入れてバランスを取ると良いです。
羽毛やダウンの枕:専門のクリーニングを推奨しますが、自宅で洗う場合は、穏やかな洗剤を使用し、押し洗いすること。完全に乾燥させることが重要です。
フォームやメモリーフォームの枕:水洗いは推奨されていないことが多いので、取り外し可能なカバーを洗い、本体は湿らせた布で拭くのが一般的です。
- 日光消毒
枕を時々外に出して、数時間日光にさらすことで、湿気を減らし、自然な消臭効果が得られます。ただし、直射日光がダメージを与えないように注意してください。
- 重曹を使用する
重曹は自然な消臭剤として効果的です。枕に重曹をまんべんなく振りかけ、数時間放置した後、掃除機で吸い取ります。
- エッセンシャルオイル
消臭スプレーとして、水と好きなエッセンシャルオイル(例:ラベンダー、ティーツリー)を混ぜたものを軽く枕にスプレーすると、良い香りがします。
- 定期的な交換
枕は使用によって劣化し、ダニや細菌が繁殖しやすくなります。一般的には1〜2年ごとの交換が推奨されています。
- カバーの使用
洗える枕カバーを使用し、定期的に洗濯することで、枕本体が汚れるのを防ぎます。また、防水カバーを使用すると、汗や湿気を防ぐことができます。
頭皮環境を悪くする原因ランキング
- 油っぽい食べ物が好き
- タバコを吸う、またはお酒をよく飲む
- 野菜より肉中心の食事が多く、濃い味のものが好き
「夏に特に臭いが気になるものや人は?」の回答には、配偶者が入っています。切ないです・・・。来週からの食事は、野菜を中心に食べていった方が良さそうかもしれません。
スマホ顕微鏡で頭皮を見てみたら
生涯でもっとも肌との接触時間が長いのは?旦那ではなく「枕」!?
インフォグラフィックから読み解く
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参照元:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000014316.html
1年間に肌に触れている時間(単品あたり)
- 枕:1,608時間/年
- 布団:1,098時間/年
- ベッド・マットレス:1,039時間/年
- メガネ:901時間/年
- パソコン・キーボード:694時間/年
- 下着:551時間/年
- カーペット・ラグ:468時間/年
- ソファ:255時間/年
- 配偶者:30.3時間/年
夏に特にニオイが気になるものや人は?
- 枕:66%
- 布団:42%
- 配偶者:41%
「頭皮は人体で最も脂が出る場所なので、頭皮と直接触れ合う枕は強力なにおいの発生源です。」夏は汗をかくので相乗効果でさらに恐ろしいニオイに。
洗いにくい枕のケアは、風干しして乾燥させ、消臭・除菌スプレーをたっぷりふりかけることががおすすめです。
”においの探偵”(臭気対策アドバイザー)石川英一先生
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