コンビニ6社の分布を可視化!セブン、ファミマなどの勢力図が一目でわかる

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みんな大好きコンビニエンスストアこと「コンビニ」は、今や私たちの生活に欠かすことはできません。

流行りのスイーツなどの食料品からLIVEチケットの購入、光熱費の支払い、写真の印刷、銀行への振り込みなど、コンビニは日々進化し続け、何でもできるようになってきています。

また買い物ができる場所が少ない地方の田舎では、コンビニが生活の大切なインフラになっているのも事実です。

そんなコンビニですが、地域によって店舗数の偏りがあることを感じている人は多いのではないでしょうか。今回のインフォグラフィックは、コンビニの分布を可視化した「日本のコンビニマップ」のご紹介です。

コンビニの定義って知ってますか?

コンビニの定義は、経済産業省が決めています。その定義は以下の4つを満たしたものがコンビニです。

1.セルフサービス販売店

聞きなれないセルフサービス販売とは、お客さん(顧客)が直接商品を手にとって選び、買い物ができる販売形式のことを指します。

2.飲料食品を取り扱いがある

「飲食料品」とは、人の飲用又は食用に供されるものです。具体的には以下の4つの範囲です。

  1. 米穀や野菜、果実などの農産物、食肉や生乳、食用鳥卵などの畜産物、魚類や貝類、海藻類などの水産物
  2. めん類・パン類、菓子類、調味料、飲料等、その他製造又は加工された食品
  3. 添加物(食品衛生法に規定するもの)
  4. 一体資産のうち、一定の要件を満たすものをいい、・ 医薬品、医薬部外品、再生医療等製品、酒税法に規定する酒類を除きます。

3.売り場面積が30平方メートル以上、250平方メートル未満である

ちなみに売り場面積だけでいうと、250平方メートル以上ある場合はスーパーの区分になります。

4.1日の営業時間が14時間以上ある

地方の田舎などで見かける朝開店して夕方には閉まるコンビニっぽい〇〇ショップは、コンビニの定義の営業時間を満たさないため、コンビニではありません。

経済産業省が配布しているコンビニの定義はこちらから

大手の各コンビニの特徴

セブンイレブン

コンビニ最大手セブンイブンの一番の強みは、マーケティング力にあります。美味しさと品質、トレンドを追求した「商品力」、計算された店舗の「立地条件」、ネットコンビニなど利便性の「高いデジタル技術力」です。

ポイントは電子マネーnanaco利用することで溜まります。セブン&アイグループやドラッグストアなどの約32万店(2018年7月末時点)の加盟店で同ポイントが利用できます。

セブンイレブンのサービスの進化は、私たちの生活になくてはならないものになりつつあります。今後さらに新しいサービスを追求し続け、より私たちに便利なコンビニになっていくのは間違いありません。

ファミリーマート

ファミリーマートの特徴の一つは、性別を問わず年配の方や一人暮らしの若者、サラリーマンやOLなどと幅広い層から支持を得ています。ファミチキやプライベートブランドの商品に高い評価を得ています。

もう一つは、異業種と提携して様々な店舗を展開していて、首都圏に多い「ファミマ‼」や持ち込みOKのカラオケやスーパー、ドラッグストア、農協などとの一体型店舗があります。ポイントシステムはTポイントを導入。

今後もさまざまな企業との協業を推進し、次世代店舗の開発していこうとしています。

ローソン

健康や美容に配慮した商品を多数取り揃え、男性よりも女性からの支持を集めているのがローソンの特徴です。

店舗は通常のローソン、健康志向の商品を扱う「ナチュラルローソン」、低価格な商品をそろえた生鮮コンビニの「ローソンストア100)の3種類を運営。ポイントシステムはPontaカードを導入。

ミニストップ

ミニストップは、「コンビニ」と店内加工「ファストフード」を組み合わせたコンボストアという独自のスタイルで差別化を図っています。商品はミニストップならではの個性的なものもあり、中でもハロハロはコアなファンを集めています。

全店舗でイートインを設置しているので、ちょっとした休憩とれるので良いですよね。またイオングループなので電子マネーWAONが利用できます。

セーコーマート

セイコーマートの特徴は生産、仕入れ、製造、物流、小売の全てを企業内グループで担っているため、満足度の高い商品を生み出すことにこだわっています。

その結果、顧客満足度の最も高いコンビニエンスストアは、6年連続で「セイコーマート」が1位になっています。
※日本生産性本部 サービス産業生産性協議会が実施した2021年度JCSI(日本版顧客満足度指数)

ポイントシステムはクラブカードを導入。

デイリーヤマザキ

大手のパン会社、山崎製パンが運営しているのがデイリーヤマザキです。その一番の特徴は、デイリーホット名称のできたてのパンや弁当、惣菜を提供するサービスです。

ポイントシステムは楽天ポイントとdポイントを導入。

コンビニに関するランキング

売上高ランキング(2021~2022年)

順位 コンビニ名 売上高(億)
1位セブンイレブン ※セブン&アイ・HD 60,632
2位ローソン 6,983
3位ファミリーマート 4,514
4位ミニストップ1,836
5位NesDays ※JR東日本クロスステーション 1,356
6位デイリーヤマザキ ※山崎製パン 594
7位ポプラ136
8位スリーエフ122
9位セイコーマート ※セコマ 84

チェーン店別 店舗数ランキング

順位コンビニ名2021年1月2022年1月増減率(%)
1位セブン・イレブン20,87921,031+0.73
2位ファミリーマート16,47716,348-0.78
3位ローソン13,61013,812+1.48
4位ミニストップ1,9631,932-1.58
5位セイコーマート1,1581,163+0.43
6位デイリーヤマザキ1,0001,005+0.50
7位NewDays346343-0.87
8位ローソンxスリーエフ343336-2.04
9位デイリーヤマザキ245237-3.27
10位NewDays154158+2.60
11位ナチュラルローソン141133-5.67
12位生活彩家159111-30.19
13位ポプラ20173-63.68
14位miniピアゴ72720
15位ヤマザキスペシャルパートナーショップ54540
15位TOMONY5354+1.89
17位ファミマ!!4244+4.76
18位ら・む~マート13130

知りたくなかったコンビニの生卵の正体

コンビニの商品全部買います。何円になるの?

コンビニ勢力図。コンビニ大手6社分布図

インフォグラフィックから読み解く

インフォグラフィックはクリックすると拡大できます

参照元:https://yorozoonews.jp/article/14805910

北海道

セーコーマートの店舗が大部分を占めていて、セブンイレブンがシェアを着実に増やしています。インフォグラフィックからは、ファミリーマートとミニストップの店舗が全くないように見えます。

東北地区

ローソンの店舗が半分以上占めていて、南エリアに行くと関東圏に強いセブンイレブンの店舗が目立ちます。まだらになっていますが、ファミリーマートとセブンイレブンの店舗の数は同じぐらいでしょうか。

関東地区

日本で最もお金が動くエリアでは、セブンイレブンの独壇場という状況です。ファミリーマートとローソンの店舗もありますが、マップにしてみると、その差が歴然のようです。

東海地区

セブンイレブンとファミリーマートの店舗がしのぎを削っています。ローソンやデイリーヤマザキの店舗もありますが、両者とは比較にならないシェア率です。

関西地区

東エリアではファミリーマート、西エリアではローソンの店舗が目立っています。セブンイレブンは、南北の中央によって店舗があるようです。

中国地方

L字型にセブンイレブンの店舗が目立ち、L字を逆にした形にローソンの店舗が目立っています。

四国地方

北部にファミリーマートの店舗があり、南部にローソンの店舗が広がっています。また四国地方は、セブンイレブンの店舗が最も少ないエリアのようです。

九州地方

九州の北部と中央に線を引いたような形で、セブンイレブンの店舗が目立ちます。店舗シェア率はその後にローソン、ファミリーマートと続いています。

Posted by webclim1109