コカコーラゼロは虫歯炭酸飲料やストレスは老化を加速!
オトコの加齢ガイド
「生あるもの、老いは避けられない」とわかっていても、老化は気になるものです。私たちの体には、年齢と共にこれらのことが起こっていきます。
人間の体は、産まれてきたときから少しずつ老化が始まります。10代、20代、30代、40代と歳を重ねるたびに、体のあらゆる部分にピーク(曲がり角)がやってきます。
現代の医学では、私たちは老化を避けることはできませんが、普段の生活習慣を見直すことで、老化を遅らせることはできます。
老化のメカニズム
老化とは、簡単に言うと体が錆びることです。私たちは、呼吸するたびに活性酸素を発生させます。この活性酸素は殺菌力が強く、体内で細菌やウイルスから体を守ってくれています。
しかし、活性酸素が増えすぎると体を酸化させ、肌のしわや悪玉コレステロールの増加を引き起こす原因となってしまいます。老化防止には、余分な活性酸素の発生を抑える正しい生活習慣を身につけることが大切です。
活性酸素が溜まりやすい生活習慣
以下の項目に心当たりがある方は、老化が早まっています。老化を遅らせるためには、生活の見直しが必要です。
- タバコ
- お酒の飲みすぎ
- ストレス
- 紫外線(日焼け)対策をしていない
- 野菜や果物不足
- 食生活の乱れ
- 早食い(あまり噛まない)
- 激しい運動
炭酸飲料は老化を加速!?
カリフォルニア大学サンフランシスコ校のElissa Epel博士が率いる研究チームは、テロメアという染色体の末端部にある構造体に着目。同チームは寿命、ストレス、心臓疾患、糖尿病、ガンなどに関連するテロメアの長さを調べました。
その結果、「毎日炭酸飲料を飲む人は、飲まない人に比べて免疫細胞が2年半も老化している」ことが発表されました。
※老化の原因になると指摘される炭酸飲料は、炭酸飲料の中でも砂糖の入ったタイプです。
炭酸飲料の王様と言ってもいいコカ・コーラには、砂糖の量が恐ろしいほど入っています。下記動画を見た後は、自然とコカコーラゼロに手が伸びそうです。
コカコーラの砂糖の量
- 350ml…38.5g(角砂糖10個)
- 500ml…55g(角砂糖14個)
- 1.5L…165g(角砂糖41個)
コカコーラゼロは虫歯になりずらい
コカ・コーラ ゼロには砂糖が含まれていないため、通常のコーラに比べると虫歯のリスクは低いと考えられています。ただし、酸性度が高いため、歯のエナメル質を溶かして歯が弱くなり、虫歯になりやすくなるなどの可能性があります。
1. 酸によるエナメル質の影響
- コカ・コーラ ゼロにはクエン酸やリン酸などの酸が含まれており、これが歯のエナメル質を弱める可能性があります。エナメル質が弱くなると、虫歯や知覚過敏のリスクが増加します。
2. 人工甘味料の影響
- コカ・コーラ ゼロにはアスパルテームやアセスルファムKなどの人工甘味料が含まれていますが、これらは直接虫歯菌のエサにはならないため、虫歯の原因にはなりにくいとされています。
3. 飲み方と時間の配慮
- 酸が歯に留まる時間が長いほど、歯へのダメージが大きくなるため、ゆっくり飲むよりも短時間で飲み終えたほうが良いとされています。また、飲んだ後は水で口をすすぐことで、酸を洗い流すのも効果的です。
4. 頻度の調整
- 酸性飲料を頻繁に摂取するとエナメル質が徐々に弱まる可能性があるため、毎日飲むことは避け、頻度を控えると歯の健康に良い影響があります。
コカコーラ VS コカコーラゼロ 砂糖の量を比較
部位別カラダの曲がり角
インフォグラフィックから読み解く
インフォグラフィックはクリックすると拡大できます
参照元:http://zunny.jp/00002075
眠りの曲がり角(5~6歳から)
眠気を促すホルモン「メラトニン」は5歳をピークに分泌量が低下する
目の曲がり角(10代から)
ピント調節機能は10代をピークに衰え、40代前半には老眼が発症
血管の曲がり角(10代から)
コレステロールの付着が始まるのは10代から。徐々に動脈硬化が進む
毛髪の曲がり角(10代から)
髪が抜けやすい、ボリュームが減るなどが、典型的な毛髪の老化現象
記憶の曲がり角(20代から)
発達のピークは20代。以降は加齢に伴い萎縮が始まり、物忘れも増える
筋力の曲がり角(20代から)
普通の生活を送るだけでは年間1%ほど筋肉量は減少。下半身から衰える
皮膚の曲がり角(20代から)
皮膚の老化原因の8割は長期間浴びた紫外線によるコラーゲンの減少
嗅覚の曲がり角(30代から)
30歳頃がピーク。体臭に気づかない、味覚に影響するという弊害も
精力の曲がり角(30代から)
30歳頃から男性ホルモンが減り性欲が減退。ただし、個人差も大きい
骨の曲がり角(40代から)
20代から40代前半までが骨量のピーク。その後は緩やかに減少していく
歯の曲がり角(40代から)
歯周病や虫歯によって、40歳では2.7本、50歳で7本の歯を喪失
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