世界の水道水は危険。安全な場所は9ヶ国だけ！
国土交通省の指定する国以外では飲料水を買うべき
日本の水道水は、どの地域で飲んでも安全です。水道水が原因でおなかの調子が悪くなることは、まずありえません。
しかし世界的に見ると水道水は、安全ではありません。水道水を飲んだ後にお腹痛くなったり、吐き気がしてしまう国がたくさんあります。驚くべきことに、国土交通省が指定する安全な水道水が飲める国の数は「9ヶ国」だけです。
そこに水道水を利用できるが注意が必要な国として21ヶ国挙げています。世界には200の国があるにもかかわらず、国土交通省が認めている水道水は30ヶ国しかありません。
そのまま水道水が飲める国：9ヶ国
- 日本
- 南アフリカ共和国
- アイルランド
- ノルウェー
- アイスランド
- フィンランド
- ドイツ
- オーストリア
- スロベニア
そのまま飲めるが注意が必要な国：21ヶ国
アジア・オセアニア
- アラブ首長国連邦
- オーストラリア
- ニュージーランド
ヨーロッパ
- スペイン
- イギリス
- スイス
- クロアチア
- デンマーク
- フランス
- イタリア
- ハンガリー
- セルビア
- アンドラ
- スウェーデン(ストックホルムなどの都市部以外)
アフリカ
- レソト
- ボツワナ
- ナミビア
- モロッコ
北アメリカ
- ニカラグア
- コスタリカ
- パナマ
今回のインフォグラフィックを見れば、対象の国の水道水がどれくらい安全なのかが一目瞭然です。海外旅行に行く場合は、行き先の国の水道水の安全性を調べしてから行くようにしましょう。
言うまでもありませんが、国交省が安全だと指定している国以外では、ミネラルウォーターを買うことをオススメします。※インフォグラフィックは大陸ごとに水道水が飲める国は青で、危険な可能性がある国は茶色で描かれています。
海外で水道水を使う際の注意
海外で水道水を使う際にはいくつかの注意点があります。水道水の品質や浄化方法は国や地域によって異なるため、以下の点に留意して安全な使用を心掛けましょう
1.水道水の安全性を確認する
旅行先の国や都市の水道水の安全性について事前に調査しましょう。信頼性のある情報源や観光ガイドなどを参照し、安全な水源や飲料水の入手方法を知っておきます。
2.ボトルドウォーターの使用
水道水の安全性に不安がある場合は、ボトルドウォーターを購入して飲用や歯磨きに使うことをおすすめします。密封されたボトルの水は一般的に安全ですが、偽造品には注意してください。
3.煮沸処理を行う
水道水を飲む前に、沸騰させることで細菌やウイルスを殺菌する煮沸処理を行うことができます。沸騰させた水は飲料水として安全になりますが、冷却した後は再び汚染されないように注意してください。
4.浄化機能付きの水ボトルを携帯する
旅行用に浄化機能が付いた水ボトルを持参することも考えられます。これらのボトルはフィルターや紫外線殺菌などの技術を利用して、水道水を浄化することができます。
5.水道水を飲む際の注意
水道水を飲む場合は、氷を入れずに常温の水を選びましょう。また、シャワーや洗顔時に水が目に入らないように気をつけることも大切です。
6.フルーツや野菜の洗浄
水道水を使用してフルーツや野菜を洗浄する際は、念入りに洗い流すか、消毒剤を使って除菌することを検討してください。
7.虫歯予防
歯を磨く際には、水道水の代わりにボトルドウォーターや歯磨き用ボトルを使用して歯磨きをすると虫歯予防になります。
もっとも水道水がきれいな国BEST3
一般家庭とマンションの水道水の実態
参照元：http://neomam.com/infographics/tap-water/
旅行者向け水道水ガイド
We all know the importance of staying well-hydrated when on the move. But with travellers’ diarrhoea, hepatitis A, typhoid and cholera among the illnesses that can be transmitted with bad water, it pays to know where it’s safe to drink the water.
But according to the CDC, you might be drinking bottled water more often than you might think.
アフリカ
すべての国の水道水は飲めません
アジア
水道水が飲める国はブルネイ、香港、イスラエル、日本、シンガポール、韓国
ヨーロッパ
水道水が飲める国はアンドラ、オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイスランド、アイルランド、イタリア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、マルタ、モナコ、オランダ、ノルウェイ、ポーランドポルトガル、サン・マリノ、スロバキア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、バチカン共和国
北アメリカ
水道水が飲める国はカナダ、グリーンランド、アメリカ
オセアニア
水道水が飲める国はオーストラリア、ニュージーランド
南アメリカ
すべての国の水道水は飲めません
※水道水情報はアメリカ疾病予防管理センターが提供