地球を救う宇宙資源の可能性。未来の産業革命はもう間近
期待膨らむ宇宙産業事情。前澤社長は宇宙で何を思う?
地球からロケットに乗って宇宙に行く理由は何か知っていますか。
国連の調査によると2100年に人口は91億人近くになるそうです。西暦元年には 1億人だった人口が1000年には2億人と倍になります。1500年に5億人、1900年には15億人、そして2011年に70億人。
人口が増えると、食料とエネルギー需要問題が起こると想定されています。その解決策の一つとして、宇宙に眠る資源に期待が高まっています。
今まで1万個以上、毎年1,000個以上の小惑星が発見されています。宇宙にはどんな生き物がいて、どんな資源があるかの全貌はわかっていませんが、地球を救う資源は確認されています。宇宙産業は、もうすぐそこまで来ているかもしれません。
最近ではNasa地球とほぼ同じ星を見つけ、大変話題となりました。宇宙に住むことができる時代が、もうそこに来ています!前沢社長の動画の下で紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。
「宇宙資源が地球を救う」系のトリビア
小惑星1つで世界の需要をまかなえる
地球近傍の小惑星には「プラチナ」や「ニッケル」などのレアメタルが豊富。直径1kmほどの小惑星には、地球で数千年分のプラチナが眠っているとも言われる。
月には“ヘリウム3”が眠っている
月の表面のレゴリス(砂)には、核融合発電の燃料候補「ヘリウム3」が存在。地球での供給はほぼ不可能だが、月には数百万トン規模であると推定されている。もし利用できれば“クリーンエネルギー革命”につながる。
宇宙資源は「水」が最重要
水は飲料だけでなく、電気分解で酸素(呼吸用)と水素(ロケット燃料)を取り出せるため「宇宙インフラの石油」と呼ばれる。小惑星や月の氷が今後の宇宙開発のカギ。
採掘技術は地球環境にも波及する
小惑星採掘に必要な「省エネ掘削技術」や「無人ロボット技術」は、地球上の環境負荷の少ない資源開発にも応用できる可能性がある。
国際法ではまだグレーゾーン
宇宙条約(1967年)では「国家は宇宙天体を領有できない」と定めているが、民間企業による資源利用は明確に禁止されていない。そのため「誰がどのように資源を所有できるのか」は今も議論中。
“宇宙鉱山ラッシュ”の前夜
アメリカやルクセンブルクはすでに宇宙資源法を制定。日本もJAXAや企業が「月・小惑星の水資源活用プロジェクト」を進めている。将来は「宇宙の資源を輸入する時代」が来るかもしれない。
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インフォグラフィックから読み解く
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参照元:http://www.seojapan.com/blog/asteroid-infographic
地球の人口増加にともない宇宙探査用の燃料と地球上の繁栄をまかなえる持続可能な天然資源の獲得が必要になる。
小惑星鉱業は数十兆円の産業を創出し、我々が地球や他の惑星で生きていくための白金族金属と水を半永久的に与えてくれるだろう。
地球での白金族金属の利用用途
- 機械類のコスト削減
- 交通機関の電化
- 改革を推進し、地球上に緑を増やす
プラチナの豊富な小惑星
これまで地球上で採掘されたよりも多くの白金族金属を保有している。半永久的に採れる貴重資源。
水の豊富な小惑星
ある水の豊富な小惑星は、人類がこれまで打ち上げたすべてのロケットに十分な量の燃料を作り出すことができる。
直径500メートルの水の豊富な小惑星
4兆円以上の価値がある宇宙用水を蓄えている。現在、地球から宇宙へ1リットルの水を送るのに160万円(=2012年現在)を使っている。
直径500メールのプラチナが豊富な小惑星
232兆円の価値がある。世界のプラチナの年間生産高よりも多い。白金族元素が世界埋蔵量よりも多い。
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