台風の強さは日本の右側と左側で違う。台風上陸の特異日は?

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台風の特異日は?台風が通るルートを分析

過去のデータによると台風の発生率は、圧倒的に夏から秋にかけてが高いです。またその季節に発生した台風は、日本国内に上陸する可能性も高いことがインフォグラフィックから確認できます。

そして、最も台風の上陸する確率が高い月、いわゆる台風の特異日は9月です。ちなみに特異日とは、特定の天気が現われる割合が、その前後のタイミングと比べて多かった日のことを指します。

台風の形状は円形をしていますが、雨や風の強さは均一ではありません。どの部分が強かったり、弱かったりするところか知っていますか。

答えは、台風の右側の部分が強い箇所になります。

日本に来る台風の動きは、左から右上の方に向かって進むことが多く、その進行方向の右側にあたる部分が、強い部分になります。逆に台風の左側に位置する部分は、弱くなります。

台風は地球の自転の影響により、反時計回りになり風が中心へと吹き込みます。そのため台風の右側では、台風の風の力に加えて、進行方向に向かって吹く風の力がプラスされ、より強くなるというわけです。

台風が向かってくる進行方向になるエリアでは、より注意が必要になることを覚えておきましょう。

“雨柱"プロがiPhoneで撮った白い幕

特異日はいつ?台風ルート分析

インフォグラフィックから読み解く

インフォグラフィックはクリックすると拡大できます 

特異日はいつ?台風ルート分析

参照元:http://tg.tripadvisor.jp/typhoon/

台風とは?

北太平洋に存在する熱帯低気圧のうち、低気圧城内の最大風速がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のもの。日本では台風、アジアではタイフーンと呼ばれていますが、北アメリカではハリケーン、南半球ではサイクロンと呼ばれています。

特異日とは?

その前後の日と比べ、偶然とは思われないほどの高い確率で特定の気象状態が現れる日のこと。
台風上陸の特異日:9月17日(立春から数えて210日)~9月26日(立春から数えて220)。

台風の大きさ

  • 台風:風速15m/s以上:半径500km
  • 大型台風:半径800km
  • 超大型台風:半径800km以上

台風の強さ

  • 最大風速:33m/s未満 → 特に表現無し
  • 最大風速:33m/s以上44m/s未満 → 強い台風
  • 最大風速:44m/s以上54m/s未満 → 非常に強い台風
  • 最大風速:54m/s以上 → 猛烈な台風

<強風域>
台風や発達した低気圧の周辺で、平均風速15m/s以上の風が吹いているか、地形の影響などがない場合に、吹く可能性なる領域。

<暴風域>
台風の周辺で、平均風速が25m/s以上の嵐が吹いているか、地形の影響などがない場合に、吹く可能性のある領域。

台風の種類

  • 夏台風:夏に発生する台風。秋台風に比べて動きが遅く、複雑な動きをするものが多い。
  • 秋台風:秋に発生する台風。日本の南海上で進路を北東に変え、速度を早めながら日本付近に近づくことが多い。
    日本付近にある秋さえ目前線の活動を強め、大雨を降らせることがある。
  • 雨台風:風による被害は比較的小さく、雨による被害が大きい台風。
  • 風台風:雨による被害は比較的小さく、風による被害が大きい台風。

台風の発生数

  • 1月:0.3回
  • 2月:0.1回
  • 3月:0.3回
  • 4月:0.5回
  • 5月:1.7回
  • 6月:2.1回
  • 7月:3.4回
  • 8月:5.7回
  • 9月:4.8回
  • 10月:3.3回
  • 11月:2回
  • 12月0.8回

Posted by webclim1109