世界一パンを食べる国は日本の10倍!朝から晩までパンx3
日本のパン消費量が高くて驚いたけど、トルコにはさらにビックリ!
バゲットやフォカッチャ、イギリスパンは日本人になじみのあるパンですが、世界には聞いたこともないようなパンの種類がたくさんあります。
フィンランドのルイスレーパやチリのアジュジャは、あまり知ってる人はいないのではないでしょうか。ルイスレーパは、フィンランド国民全員が愛している酸味のあるパン生地から作られるライ麦パンです。アジュジャは、フォークで穴があけられている丸くて薄いパンです。
世界のパン消費量を見てみると、日本は10位にランクインしています。そんなに私たち日本人は、そんなにパンを食べているんですね。さらに驚いたのが、トルコ人が日本人の10倍多くパンを食べていることです。
パン消費国上位のトルコやチリでは朝も昼も夜も、おやつもパンを食べているらしく、飽きっぽい私には、到底真似できそうにありません。トルコには米や麺はないんでしょうか・・・。
調べてみると、トルコには米も麺料理もありました。ネット検索していて知ったのですが、トルコ料理は世界三大料理の一つに数えられているぐらいグルメな料理。ちなみに他の2つは、中華料理とフランス料理。
またトルコでは、鯖サンドイッチが大人気。日本でサバサンドは、新潟県柏崎市のご当地グルメになっています。まだ私は一度も食べたことはありませんが、トルコ味を堪能するつもりで、近々食べてみたいですね。
パンに関するトリビア
世界最古のパンは石器時代に登場
考古学調査で、約1万4千年前(農耕が始まる前)の石器時代にパンのような食べ物が作られていた痕跡が発見されています。
「食パン」は和製英語
英語では「bread」で済みますが、日本の「食パン」は日本独自の呼び方。もともと「主に食事用として食べるパン」として区別されたのが語源です。
フランスパンとバゲットの違い
「フランスパン」という言葉は日本の総称。細長い形のものを特に「バゲット」と呼びます。フランス本国では逆に「フランスパン」という言葉は使われません。
パンは宗教儀式にも重要
キリスト教ではパンは「キリストの肉」を象徴し、聖餐式に欠かせない存在となっています。宗教と深く結びついた食べ物の一つです。
日本のパン文化は明治から本格化
パン自体は16世紀にポルトガルから伝わりましたが、一般に広がったのは明治以降。学校給食で普及したことが大きなきっかけになりました。
クロワッサンの形には意味がある
三日月型はオスマン帝国の旗のモチーフ「新月」を模しており、ウィーンでオスマン帝国撃退を祝って作られたのが起源とされます。
フランスパンのおいしい食べ方。※実践しましたが、マジうま
世界のパンを覗いてみよう!世界の人気のパンってどんなの?
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参照元:http://toastlab.net/2014/07/154/
世界各国のパンの種類
イギリスパン:イギリス
イギリスでは7~8mmほどに薄くスライスして食べるのが一般的。日本のように厚切りでは食べられていない。表面をカリカリにトーストする。
ルイスレーパ:フィンランド
ライ麦パン(=ルイスレーパ)クラッカーのように卵やハム、キャビアなどを乗せて食べることが一般的。
ピロシキ:ロシア
記事にいろいろな具材を包んで油で揚げたり、オーブンで続いて作るロシアの代表的なパン。
バゲット:フランス
バゲットは皮を楽しみ、パン・ド・ミ(食パン)は中を楽しむパンと位置づけられる。朝食、夕食の他、間食としてもバゲットを食べるまさにフランスの国民食。
パンカッレ:イタリア
一般的にはフォカッチャなどがパン屋の売れ筋。スーパーで売られている食パンはヨーロッパ型の小麦粉・水・イースト菌で作ったいわゆるホワイトブレッドが主流。
エキメッキ:トルコ
トルコのパンの消費量は世界一。食事でもおやつでもとにかくパンをたくさん食べる。有名なのは鯖サンドイッチ。
山型食パン:オーストラリア
角のないイギリスパンが多い。しかし、オーストラリアの食パンのレベルは高く、日本人の味覚に合うものが多い。
アジュジャ:チリ
円形の白パンであるアジュジャ。朝食はもちろん、ランチ、夕食、間食もパンという。チリのパン消費量は高く、年間で13億ドルにも達する。
ホワイトブレッド:アメリカ
いわゆるスーパーなどで販売されている食パンの種類は圧倒的に多い。ワンローフ、ホワイト、ブラウン、ホールグレイン、ごま、イタリアン、レーズン&シナモン、オーツなど種類が豊富。
食パン:日本
国内の消費量のうち50%以上は、食パンが占める。厚切り、ふわふわの触感が人気で、いわゆるリッチ系(ミルク・バター)が多く含まれたものが多く市販されている。
世界のパン消費量(1年間の1人当たりパン消費量を調査)
- トルコ:168Kg
- チリ:86Kg
- フランス:58Kg
- ロシア:57Kg
- イタリア:55Kg
- オーストリア:53.4Kg
- フィンランド:51Kg
- イギリス:27Kg
- アメリカ:24Kg
- 日本:16.8Kg
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