女性の社会進出できない日本。高市首相に男女平等を期待
日本における女性社会の進出
1986年に施行された「男女雇用機会均等法」は、見せかけだけの法律になっていると感じるのは私だけではないでしょう。日本の男女別格差社会は、世界に比べて相当な遅れをとっています。
日本の働き方の特徴である長時間労働と低生産性。また欧米では、当たり前となっているベビーシッターやヘルパーなどのサービスが一般化していないため、家事や育児、介護の負担が女性ばかりに負担がかかっています。
その結果女性から経験を積む機会を奪い、責任あるポジションに着けなくなっている可能性が高いのではないでしょうか。
少子高齢化社会が進む中、定年退職の先送りだったり、定年退職者の再雇用などの取り組みが行われていますが、その一方新たな女性への配慮が足らない気がします。
日本がもう一度輝くためには、女性が輝かないと難しいのではないでしょうか。次の日本のリーダーには、今ある資源を上手に利用できる日本のお家芸を政策に取り入れてもらいたいです。
高市早苗首相はどんな人?
基本プロフィール・キャリア
- 昭和36年(1961年)3月7日生まれ。 ウィキペディア+1
- 自由民主党所属の国会議員。衆議院奈良2区選出。 自民党+2自民党+2
- これまでに総務大臣、経済安全保障担当大臣、内閣府特命担当大臣(科学技術政策、宇宙政策、クールジャパン戦略など)などを歴任。 自民党+3自民党+3自民党+3
- 2025年10月、自民党の第29代総裁に選出され、初の女性総裁となった。 自民党+2自民党+2
- 総裁選では、決選投票で小泉進次郎氏を破って選出された。 テレ朝NEWS+1
政策・政治スタンス
- 保守的・強硬な安全保障・防衛政策を志向する。 RFI+5ウィキペディア+5自民党+5
- 憲法改正(特に自衛隊機能の明記など)を支持する見方が強い。 ウィキペディア+2自民党+2
- 外交・経済安全保障を重視。対外政策では、日本の安全保障を強化し、経済的な自立性を高める方向を唱えている。 中央社 CNA+3首相官邸ホームページ+3自民党+3
- 対中国・韓国関係では慎重かつ強硬な発言もあり、靖国神社参拝など、歴史問題を巡る外交摩擦をめぐる論点も注目されている。 中央社 CNA+3RFI+3ウィキペディア+3
- 経済・財政政策では、成長投資・地方支援・税制見直しなどを打ち出しており、物価高対策や地方振興にも言及。 RFI+3Yahoo奇摩新聞+3自民党+3
人物像・特色
- 政治家としては、キャリアを重ねながら「保守本流」のポジションを取ってきた。
- 女性としてのリーダーシップも注目されており、総裁選で「自民党初の女性総裁」という歴史的なポジションを得た。 自民党+2自民党+2
- 趣味や私生活では、自動車・バイク愛好の話題がたびたび報じられている(クルマ好きとしての側面)という報道もある。 くるまのニュース
チャレンジ・懸念点
- 自民党が国会両院で過半数を維持していない状況でのリーダーシップは難しい。多数派工作・他党・連立関係が鍵。 テレ朝NEWS+3RFI+3自民党+3
- 外交・安全保障で強硬姿勢を取ると、近隣諸国との摩擦リスクが高まる可能性が指摘されている。 RFI+2ウィキペディア+2
- 国内政策(物価対策・社会保障・地方財政など)で、保守路線と国民の暮らしのバランスをどう取るかが試される。
日本が男女平等になりきれない5つの理由
1. 制度・構造上の問題
・政治・経済の意思決定層に女性が少ない。
国会議員の女性比率は約10%台で、OECDでも最下位クラス。
・長時間労働を前提にした雇用制度が続いており、出産・育児との両立が難しい。
・育休制度は整備されているが、男性の取得率は依然低く、職場での実行力が弱い。
2. 文化・価値観の問題
・「男は仕事、女は家庭」という価値観が根強く残っている。
とくに地方や中小企業ではこの意識が強い。
・家事・育児・介護が“女性の役割”として無意識に押しつけられる傾向。
・リーダー職や技術職などで女性を自然に選ばない慣習的なバイアスがある。
3. 経済・社会的な要因
・非正規雇用の約6割が女性。賃金も男性の7割程度にとどまる。
・女性がキャリアを中断すると復帰しづらく、再就職先が限られる。
・企業側も「女性活用=コスト」とみる古い体質が残る。
4. 政治とメディアの影響
・政策決定の場に女性が少ないため、育児支援や働き方改革が“本気で進まない”。
・メディアの描く女性像が「かわいい・支える・母性」に偏りがちで、社会の無意識に影響している。
5. 社会的変化のスピードが遅い
・若い世代ほど男女平等意識が高いが、上層の世代構造が入れ替わらない。
・教育現場や職場でのロールモデルがまだ少なく、意識の連鎖が弱い。
マツコ:男女平等は、結局男の基準に女が上がらないといけない
女性の社会進出が進まない理由
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参照元:http://gereports.jp/post/101326936269/gender-equality
高校進学
女性 101:男性 100
大学進学
女性 90:男性 100
就職
女性 77:男性 100
管理職着任
女性 7:男性 100
国会議席数に占める女性の割合
9%
内閣に占める女性の割合
13%
同様の業務を行った際の賃金格差
女性 68: 男性 100
男女平等指数(ジェンダー・ギャップ指数)
104/142ヵ国中
男女の一日の家事労働時間
男性の約6倍女性は家事をしている
昇進に対する意識
女性 10.9%:男性 59.8%
<女性に管理職が少ない理由>
・知識、経験、判断力がない 58.3%
・女性が希望しない 21.0%
・管理職に就く在籍年数が足りない 19.0%
・管理職なるまでに退職 16.2%
・家庭責任を多く負っている 11.4%
家族の介護や看板を理由とした離職・転職者数
女性 82.3:男性 17.7%
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