パスタの種類と最適なソースの組合せ。王道トマトソースは何でも相性抜群
パスタとソースの関係
パスタは、紀元前4世紀頃にイタリアで生まれました。そんな歴史あるパスタは、どんなソースとの組み合わせがいいのでしょうか。
パスタのルーツをもう少し話すと、イタリアは温暖で縦に長い地形なため、風土によって北部と南部で別々の食文化が発展、発達してきました。
イタリアの北部では太めの生パスタが主流で、ソースはクリーム系と肉類系が中心です。南部では細めの乾燥パスタが主流で、ソースはオリーブオイルと魚介が中心です。
イタリア北部のロングパスタは、チーズやひき肉などこってりしたソースを合わせると相性がいいです。またショートパスタ全般も同様の味付けのソースが向いています。
南部のロングパスタは、オリーブオイルを主体としたシンプルなソース、さっぱりとしたソースがよく絡ませることができ相性がいいです。
王道のトマトソースは、ロングパスタでもショートパスタでもすべてのパスタに相性抜群!
知られていないパスタの種類
パスタの種類は「形」が違うものを1種類と想像してしまいがちですが、パスタの長さ(ロングパスタ)によっても、種類が分かれてきます。ロングパスタの種類には、全部で7種類あります。
きし麺みたいな「フィットチーネ」と細すぎ麵みたいな「カッペリーニ」は、見た目が普通のパスタとは異なるため、誰もが別の種類のパスタに思えます。
しかし、それ意外の「スパゲティ」や「スパゲッティーニ」などは、見た目が似ているため、別のパスタと思っている人は少ないのでないのではないでしょうか。
次にパスタを食べたり作る機会があるときは、ロングパスタとショートパスタの種類を意識して、ソースとの相性を感じてみてはいかがでしょうか。
パスタ王のトマトスパゲッティの作り方
参照元:http://zunny.jp/00001096
ロングパスタ、ショートパスタとソースの関係
ロングパスタの種類
- フィットチーネ:7~8mm
- リングイネ:3mm
- ブカティーニ:2~3mm
- スパゲティ:1.6~1.9mm
- スパゲッティーニ:1.5mm
- フェデリーニ:1.4mm
- カッペリーニ:0.9mm
ソース別ロングパスタの相性
- トマトソース系(アラビアータやペスカトーレなど)はどんなロングパスタでも相性がいい
- クリームソース(カルボナーラなど)、ラグーソース(ミードソース、ボロネーゼなど)、バジルソース(ジェノベーゼなど)は、スパゲティ以上のロングパスタが相性がいい
- 和風、オイル(ペペロンチーノなど)はスパゲィ以上のパスタの太さが相性がいい
- 冷静ソースは、フェデリーニか、カッペリーにのいずれかが相性がいい
ショートパスタの種類
- リガトーニ:筒状のパスタ
- ペンネ・リガーテ:筒状のパスタの切り口を斜めに切ったパスタ
- フジッリ:強めにねじられたパスタ
- ルオーテ:自転車輪のようなパスタ
- コンキリエ:貝殻のようなパスタ
- ファルファッレ:リボンのようなパスタ
- マッケローニ:筒状のパスタで、マカロニとも呼ばれる
- カヴァタッピ:ゆるくねじったようなパスタ
ソース別ショートパスタの相性
- トマトソースはどのショートパスタにも相性がいい
- ジェノバソースは、ペンネ・リガーテかフジッリのショートパスタと相性がいい
- クリームソースは、ファルファッレ以外のショートパスタと相性がいい
- スープパスタには、ルオーテやフジッリ、ファルファッレやコンキリエのショートパスタと相性がいい
- グラタンには、コンキリエやカファタッピ、マッケローニのショートパスタと相性がいい
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