タイヌードルの醍醐味は麺・具・スープをアレンジ!
タイヌードルのカスタマイズ事情
タイのトムヤムクンは、世界三大スープの一つに数えられるほど食通をうならせる有名なスープです。ちなみに残りの2つはフランスのブイヤべース、ロシアのボルシチ、中国のフカヒレスープが挙げられることが多いです。
タイの食べ物は、他にもスパイスの種類が豊富なタイカレー、あっさり味やこってり味が自分好みにアレンジできるタイヌードルなどが有名です。タイ料理のお店は日本でも大人気で、東京や大阪の首都圏だけでなく、いろいろなところで食べることができます。
私のタイ料理のオススメは、ピンクの麺の「センヤイ・イェンタフォー」です。癖になる酸っぱくって甘いスープは、あなたを病みつきにさせるかもしれません。食べたことのない人は、ぜひ食べてみてください!
タイヌードルのトリビア
・タイのヌードル料理「クイッティアオ(ก๋วยเตี๋ยว)」は、中国南部から伝わった米麺文化がルーツ。タイ独自のスパイスやナンプラーが加わり、今の形に進化した。
・タイではスープ入りの麺を注文するとき、甘・酸・辛・塩の4味を自分好みに調整するのが一般的。卓上には砂糖・ナンプラー・唐辛子・酢が必ず置かれている。
・「パッタイ」は実は屋台発祥ではなく、1930年代に政府が「国民食」として推奨した料理。米不足の時期に、米粉を使った麺料理を普及させるためだった。
・タイの麺は種類が多く、センレック(中細麺)、センヤイ(太麺)、センミー(細麺)などがあり、同じスープでも麺を変えるだけでまったく違う味わいになる。
・タイでは朝食に麺を食べる人が多く、通勤前に屋台で一杯すするのが日常。日本の「朝うどん」文化に似ている。
・屋台のヌードルは一杯30〜50バーツ(日本円で約120〜250円)ほどと安価で、地元民の生活の中心的な存在になっている。
・外国人観光客に人気の「トムヤムヌードル」は、もともと現地では“辛すぎて食べにくい”と敬遠されることもあるが、海外向けに改良されて世界的人気メニューとなった。
タイ現地そのままの味!カオソイとトムヤムラーメン!
美味しく選んでヌードルチャート(タイ編)
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参照元:https://www.expedia.co.jp/p/corporate/thai-noodles
タイではヌードルのカスタマイズが当たり前!豊富なバリエーションから自分の好みのヌードルをつくろう!
麺、具材、スープを選んで好みのヌードル作り
STEP1 麺を選ぶ
- センレック:米を原料とした一般的な細麺
- センミー:ビーフンに似た極細麺
- バミー:ラーメンの麺のような卵麺
- ウンセン:日本でもお馴染みの春雨
- センヤイ:太く歯ごたえのある幅広麺
STEP2 具材を選ぶ
- ガイ(鶏)
- ルーチン(つみれ)
- ペット(アヒル)
- カイ(卵)
- ムー(豚)
- ドゥワノーグ(もやし)
- ブラー(魚)
- パクチー
- クン(エビ)
- ルーアッ・ムー(血を固めたもの)
- トンホーン(ネギ)
- ギィアオ(ワンタン)
- パックブン(空芯菜)
STEP3 スープを選ぶ
- ナムサイ:基本のあっさりスープ
- トミャム:辛くて酸っぱいスープ
- イェンフォー:甘酸っぱいピンク色のスープ
- トゥン:スパイスと肉を煮込んだスープ
- ナムトック:内臓や血で作った赤黒いスープ
定番ヌードル
センレック・ナムトック
味にコクを出すために豚や牛の血をスープに入れたしっかりした味。
- センレック
- ムー(豚)
- ルーチン(つみれ)
- パックブン(空芯菜)
- パクチー
- ナムトック
ウンセン・トムヤム
タイといえばこの味。辛みと酸味が強くクセのある味。
- ウンセン
- クン(エビ)
- カイ(卵)
- ギィアオ(ワンタン)
- トゥワーノーグ(もやし)
- パクチー
- トンホーン(ネギ)
- トムヤム
センヤイ・イェンタフォー
甘酸っぱさとしょっぱさが混ざったタイでは人気のピンク色のスープ。
- センヤイ
- ギィアオ(ワンタン)
- ルーチン(つみれ)
- パックブン(空芯菜)
- ルーアッ・ムー(血を固めたもの)
- イェンタフォー
バミー・ムー・ナムサイ
もっとも一般的で鶏がらや牛、豚、海老から出汁をとっています。日本人には親しみやすい味。
- バミー
- ギィアオ(ワンタン)
- トンホーン(ネギ)
- ムー(豚)
- カイ(卵)
- パクチー
- ナムサイ
バミー・ペット・トゥン
貝となるスパイスや肉をトロトロに煮込んだ甘めの味付け。
- バミー
- ペット(アヒル)
- ルーアッ・ムー(血を固めたもの)
- パクチー
- トゥン
NGヌードルマナー
- 大きい具をそのまま口に運ぶ
- 音を立てて食べる
- 食器に口をつける
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