世界一の殺人動物は蚊。サメやワニとは比べ物にならない数
年間70万人以上の人間が犠牲になる
海水浴シーズンのサメ、動物園のライオンやゾウ、ジャングルにいるワニやヘビ。猛獣が人間を襲うと、たびたびニュースになって動物の恐ろしさを再認識させられます。
しかし、テレビで伝えられる猛獣の被害は微々たるものです。本当は、もっと人間に被害を与えている生物がいることをメディアは伝えていません。
あなたの家に「ワンちゃん」いますか?
なんと私たちのペットである犬が、年間25,000もの人を殺していることに衝撃を受けました。またそれ以上に危険なのは「人間」と「蚊」です。人間は、年間475,000人がその犠牲に。その主な原因は、殺人や紛争、戦争です。
そして断トツ1位の蚊は、赤道付近を中心に吸血行動を行うことによってマラリア、デング熱、黄熱病、脳炎を引き起こします。蚊によって死亡する人は、年間72万5000人にも上ります(うちマラリアによっての死亡は年間60万人)。
サメに襲われたニュースは、昼のワイドショーで特集を組まれますが、「蚊」に関するニュースは見たことがありません。サメよりも蚊の方が、72,500倍の死者を出しているにもかかわらず・・・。
ペットによって死亡する確率
犬によるリスク
- 犬による咬傷: アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によると、犬による致命的な咬傷は非常に稀で、年間20〜30件程度です。全人口に対しての確率は約0.00001%です。
- 狂犬病: 狂犬病は日本ではほとんど見られませんが、発展途上国では依然としてリスクがあります。ペットの犬が狂犬病に感染し、飼い主に感染することは稀ですが致命的です。
猫によるリスク
- 猫ひっかき病: 猫による感染症で、重症化することは稀です。死亡率は極めて低いです。
- アレルギーショック: 猫アレルギーがある人がアナフィラキシーショックを起こすリスクはありますが、これも非常に稀です。
その他のペットによるリスク
- 爬虫類(例: ヘビ、トカゲ): 一部のヘビやトカゲは毒を持っており、噛まれると命に関わることがありますが、ペットとして飼われる種は通常毒を持たないか、毒性が低いです。
- 小動物(例: ハムスター、ウサギ): これらのペットが致命的な危険をもたらすことはほとんどありません。ただし、細菌感染症(例えばハンタウイルス)を媒介するリスクはありますが、非常に稀です。
ペット関連の間接的なリスク
- 転倒や事故: ペットが原因で転倒したり事故を起こしたりすることがありますが、致命的なケースは稀です。
- 感染症: ペットから人に感染する病気(ズーノーシス)がありますが、適切な衛生管理を行うことでリスクは非常に低くなります。
ペットによって死亡を回避する対策
ペットによって死亡する確率は非常に低く、多くのケースで避けることができます。以下の対策を行うことで、リスクをさらに低減できます。
- 定期的な健康チェックと予防接種: ペットの健康管理を行い、感染症を防ぐ。
- 適切なトレーニングと監督: 犬や猫などのペットが他人や他の動物に対して攻撃的にならないようにする。
- 衛生管理: ペットとの接触後は手を洗うなど、基本的な衛生管理を徹底する。
参考文献
CDC – Dog Bite Prevention: CDC
WHO – Rabies: WHO
ASPCA – Pet-Related Illnesses: ASPCA
日本一!?死ぬほど危険すぎて誓約書を書く動物園が怖すぎる
世界の殺人動物は?
インフォグラフィックから読み解く
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参照元:http://www.businessinsider.com/bill-gates-mind-blowing-infographic-mosquiotes-2014-4
蚊の危険性を訴える映像
動物が1年間に人間を殺しているかランキング
- サメ:年間10人
- オオカミ:年間10人
- ライオン:年間100人
- ゾウ:年間100人
- カバ:年間500人
- ワニ:年間1,000人
- サナダムシ:年間2,000人
- カイチュウ:年間2,500人
- ヘビ:年間2,000人
- 淡水カタツムリ:年間10,000人
- サシガメ:年間10,000人
- ツェツェバエ:年間10,000人
- 犬:年間25,000人
- ヘビ:年間50,000人
- 人間:年間475,000人
- 蚊:年725,000人
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