大量殺戮は、独裁者によって歴史上繰り返されてきました。信じられませんが、これはたった数十年前の出来事です。
独裁政治下では、体制批判は許されず個人の自由は著しく制限されていきます。そして国民の意思表示は、統治者に抑圧され反対派は排除されてしまいます。この行き過ぎた行動が、独裁国家の大量殺戮へ繋がってしまっています。
現在でも独裁政治を行っている国は、世界に50ヶ国以上も存在しています。
ここで覚えておいてほしいことは、必ずしも「独裁国家=国民が酷い扱いを受けている」わけではない場合もあります。つまりそれは独裁国家でも、国の利益を国民に還元し、幸せな生活を送れている人々がいるということです。
カタールが世界一裕福な国と言われる理由は、豊富な天然資源(主に原油や天然ガス)にあります。これらの天然資源を輸出し、得た莫大な利益を国民に還元することで、国内の公共料金(電気・ガス・水道含む)、医療費、教育費、税金などを全て無料としています。
さらに国民のほとんどの人が公務員や準公務員の仕事に付き、結婚をすると国から土地までもらえます。
アフリカは、1880年代から第一次世界大戦前の1912年まで西洋諸国の植民地支配が行われていました。その戦争のさなか西洋諸の国々は、アフリカの地に国境線を自分たちの好きなように引きました。
そのためアフリカの国は1つの民族が複数の国に分断されたり、また言葉や文化が違う部族が、同じ国に複数入るなどの混乱が起きました。
それが理由でアフリカでは、部族や民族間の紛争を抱える国が多く、自然と軍人が政権を掌握し、力で国を押さえつけようとするため独裁国家が多い傾向にあります。
過去の過ちは、二度と繰り返してほしいのはいうまでもありません。かつての植民地国であった西洋諸国には、できればもっとアフリカ諸国に対して支援や援助をしてほしいものです。
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参照元:http://www.secretsofthefed.com/which-dictator-killed-the-most-people/
ヤクブ・ゴウォン
メンギスツ・ハイレ・マリアム
金日成(キム・イルソン)
ポル・ポト
エンヴェル・パシャ
東條英機
レオポルド2世
アドルフ・ヒトラー
ヨシフ・スターリン
毛沢東
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東條が独裁者?馬鹿かな?