東京五輪へ向けピクトグラム変更・追加。認知率が高い公共マークは?

あのマークの意味とみんなの認知率

公共の場で使用されるマークなどは、本来外国人であっても日本人であっても誰もが一目で意味が理解できるマーク(ピクトグラム)であるのが理想だと思います。

しかし、日本の運転免許などに使われているデザイン(高齢者運転標識・身体障害者標識・聴覚障害者標識)は、事前に知識を持っていないとわからないものが多いと私は感じます。

このようなマークは、見た人が意味を理解して初めて役に立つものだと思いますので、認知度(理解度)を上げるためには、見る側の私たちも知識をつける必要がありますが、もう少しデザインが工夫されることに期待したいです。

ピクトグラムとは?

ピクトグラム(pictogram)あるいはピクトグラフ(pictograph)は、一般に「絵文字」「絵単語」などと呼ばれています。文字で表現する代わりに視覚的な図で表現し、言語関係なく情報の伝達を行うツールとして用いられています。ちなみに、インフォグラッフィックの多くにも、ピクトグラムが度々使用されています。

日本で一般に知られるようになったのは、1964年の東京オリンピック。「陸上競技」や「水泳」「バレーボール」などの競技種目を表すピクトグラムが作られています。

その後、2002年のサッカー日韓ワールドカップ開催に合わせて公共施設、交通施設、観光・文化・スポーツ施設などを表す身近なピクトグラムが策定され、現在は約140種類のピクトグラムがJIS(日本工業規格)で規定されています。

身近なピクトグラム例

インフォグラフィック:障害や疾患に関する公共マーク。あなたはいくつわかりますか?

身近なピクトグラム例

2020年東京五輪に向けピクトグラムの変更・追加検討

経済産業省は2016年7月外国人に分かりにくいと思われるピクトグラムを2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、誤解を招かないように国際規格にそろえる方向で見直しを検討しています。

また、見直しに加えて、「海外発行カード対応ATM」や「無線LAN」を利用できる場所、イスラム教の「祈祷室」を示す約40ピクトグラムを追加検討予定です。

2020年東京五輪に向けピクトグラムの変更・追加検討候補

このマークの意味知っていますか?

インフォグラフィック:東京五輪へ向けピクトグラム変更・追加。認知率が高い公共マークは?

あのマークの意味とみんなの認知率

参照元:http://zunny.jp/00002388


あのマークの意味とみんなの認知率

どれくらい知ってます?

高齢者運転者標識

70歳以上の運転者が運転する普通自動車に表示させる
※危険防止のためやむを得ない場合を除き、このマークを付けた車に幅寄せや割り込みを行った運転者は、道路交通法の規定により罰せられます。

  • 86.4%:マークの意味を知っている
  • 8.2%:見たことはあるが、正しい意味は知らない
  • 5.4%:見たことがなく意味も知らない

マタニティマーク

妊婦が交通機関等を利用するときに身につけ、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくする

  • 80.1%:マークの意味を知っている
  • 10.9%:見たことはあるが、正しい意味は知らない
  • 9.0%:見たことがなく意味も知らない

障害者のための国際シンボルマーク

障害者が利用できる建物、施設であることを表すための世界共通のシンボルマーク

  • 68.8%:マークの意味を知っている
  • 27.1%:見たことはあるが、正しい意味は知らない
  • 4.1%:見たことがなく意味も知らない

身体障害者補助犬マーク

補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬)同伴の啓発、積極的に受け入れる姿勢や思いを表す

  • 44.8%:見たことがなく意味も知らない
  • 41.2%:マークの意味を知っている
  • 14.0%:見たことはあるが、正しい意味は知らない

盲人のための国際シンボルマーク

視聴障害者の安全やバリアフリーに考慮された建物、設備、機器などに付けられる

  • 41.2%:マークの意味を知っている
  • 39.4%:見たことがなく意味も知らない
  • 19.4%:見たことはあるが、正しい意味は知らない

身体障害者標識

肢体不自由であることを理由に免許に条件を付されている人が運転する車を表す
※危険防止のためやむを得ない場合を除き、このマークを付けた車に幅寄せや割り込みを行った運転者は、道路交通法の規定により罰せられます。

  • 35.3%:マークの意味を知っている
  • 34.4%:見たことがなく意味も知らない
  • 30.3%:見たことはあるが、正しい意味は知らない

ベビーカーマーク

ベビーカー使用者が安心して利用できる場所や設備であることを示す

  • 55.2%:見たことがなく意味も知らない
  • 12.7%:見たことはあるが、正しい意味は知らない
  • 32.1%:マークの意味を知っている

聴覚障害者標識

聴覚障害であることを理由に免許に条件を付されている人が運転する車を表す
※危険防止のためやむを得ない場合を除き、このマークを付けた車に幅寄せや割り込みを行った運転者は、道路交通法の規定により罰せられます。

  • 64.3%:見たことがなく意味も知らない
  • 19.9%:マークの意味を知っている
  • 15.8%:見たことはあるが、正しい意味は知らない

オストメイトマーク

人工肛門・人工膀胱を装着している人(オストメイト)のための設備があることを表す

  • 73.8%:見たことがなく意味も知らない
  • 16.7%:マークの意味を知っている
  • 9.5%:見たことはあるが、正しい意味は知らない

ハートプラスマーク

内部障害者、内臓疾患者など「身体内部に障害を持つ人」を表す

  • 71.5%:見たことがなく意味も知らない
  • 16.3%:見たことはあるが、正しい意味は知らない
  • 12.2%:マークの意味を知っている

ヘルプマーク

義足や人工関節、内部障害や難病など外見から分からなくても支援を必要とする人を表す

  • 80.5%:見たことがなく意味も知らない
  • 11.8%:マークの意味を知っている
  • 7.7%:見たことはあるが、正しい意味は知らない

耳マーク

耳が不自由なことを表す、耳の不自由な人への配慮について協力を求めるマーク

  • 77.4%:見たことがなく意味も知らない
  • 11.3%:マークの意味を知っている
  • 11.3%:見たことはあるが、正しい意味は知らない